クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」ミュージック・ビデオが10億回再生を記録

1975年11月に英BBCの音楽番組『トップ・オブ・ザ・ポップス』で初放映された「ボヘミアン・ラプソディ」のミュージック・ビデオが、YouTube での再生回数10億回を突破し、90年代以前に制作されたミュージック・ビデオとして新記録を作りました。

これを記念し、クイーンは新たにリマスターされた「ボヘミアン・ラプソディ」のHDバージョンを公開しています。

また、クイーンは YouTube Music、ユニバーサル・ミュージック・グループ、ハリウッド・レコーズと提携し、ファンがクイーンのミュージック・ビデオ制作に参加するプロジェクト「You Are the Champions」を立ち上げました。ブライアン・メイとロジャー・テイラーが次の声明を出しています。

「 “ボヘミアン・ラプソディ” が YouTube で10億回も再生されて光栄です。ファンの皆さん全員に感謝していますし、世界中の素晴らしいファンの皆さんとお祝いするために、僕らの曲に3本の新しいミュージック・ビデオを作っていただきたいと思います。あなたたちが主役です! ミュージシャンでもシンガーでも、ダンサーでもビジュアル・アーティストでも構いませんし、ただ楽しむだけでも結構ですので、〈www.youarethechampions.com〉で詳細をチェックして下さい。どこかの公演でお会いしましょう」

「You Are the Champions」に応募するダンサーは、映画『ボヘミアン・ラプソディ』でラミ・マレックに振り付けを指導したポリー・ベネットによるレッスン用のビデオを試聴してから「Don’t Stop Me Now」のダンス映像を投稿することになっており、ビジュアル・アーティストは、「A Kind of Magic」の歌詞から言葉やフレーズをデザインし、シンガーと楽器演奏者は「Bohemian Rhapsody」のパフォーマンス映像を投稿することになっています。

このキャンペーンで制作された3本のビデオは、年内にクイーンの YouTube チャンネルで配信される予定。

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  • jimmario さん投稿日時 2019.07.23 16:58

     ボヘミアンアプゾディー10億回YouTubu再生。クイーンの曲ってすごいパワーを持っていることが証明されたとも言えますな。フレディは、移民として 同性愛者として、HIV感染者として、そして、銃規制を訴えたアーティストとして、多くの課題と立ち向かいました。その結果、アメリカでの活動ができなくなる等、理不尽ともいえるトラブルを乗り越えての人生でした。
     そんなアメリカでの出来事です。1991年11月にフレディが亡くなります。翌1992年、アメリカのニュージャージー州のクリフトン高校の生徒たちは卒業式で毎年恒例の「伝説のチャンピオン」を歌うつもりでしたが、学校側がストップをかけます。1991年末にフレディがエイズで死んだことが影響していることは明らかでした。当時のアメリカは、HIV感染者の入国を禁止するほど、HIV/エイズに対する差別と偏見はひどかったのです。だが、生徒たちはすぐに行動を起こした。ニューヨークの Z100 というラジオ局へリクエストしまくりました。ニューヨークからニュージャージーにかけて 「伝説のチャンピオン」は、リバイバルヒットとなり生徒たちは学校の卒業式で正々堂々と「We Are the Champions」と歌い上げました。・・・とさ。やっぱ、QUEENの「伝説のチャンピオン」は伝説です。
    そして、あなたたちも・・・、You Are the Champions, You Are the Champions・・・

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