ディーヴォが最後の(?)フェス出演を発表

pic: KOH HASEBE / Music Life / Shinko Music
米ロック・バンドのディーヴォが、10月10日から13日にカリフォルニア州のレイク・ぺリスで開催される「デザート・デイズ(Desert Daze)」フェスティバルに出演すると発表しました。ディーヴォのほか、クレイプール・レノン・デリリウムやフレーミング・リップス、ステレオラブ、アニマル・コレクティヴらが出演します。

ディーヴォにとって、過去5年間で3度目のパフォーマンスとなり、「デザート・デイズ」のプレス用資料には、「ディーヴォのフェアウェル・ツアーの出発点」と宣伝されていますが、創立メンバーの一人、ジェラルド・キャセールが〈Consequence of Sound〉にメールで伝えたところによると、今回のパフォーマンスはフェアウェル・ツアーとは無関係とのこと。もしもそのようなツアーをするならば、“フェアウェル・ツアー” とは名付けず、“The Beginning Was The End Tour” のようなタイトルにするだろうと述べています。

しかしながら、「 “デザート・デイズ” が、この惑星で披露する最後のパフォーマンスになるかもしれない。ひょっとするとね。見れるうちに見といた方がいいよ。でも、ボブ・ディランが50年ほど前に歌っていたように、夜も更けたし、もう嘘をつくのはやめとくよ」とも語っています。

ディーヴォは、2014年2月にギタリストのボブ・キャセールが他界し、同年6月から7月にかけて行った11回の追悼公演以来、ツアーを行っていません。昨年ジェラルド・キャセールは、〈NoEcho.net〉に次のように語っていました。

「(バンドの現状については)マーク・マザーズボーに訊いてくれよ。それを語るのは彼だから。彼が望むなら、ディーヴォはいつでもプレイ出来るし、ディーヴォになる。彼以外のメンバーは兵隊と同じだからね。俺たちは、磨いたブーツに、装填したピストルと新しい制服を身に着けて、いつでも準備万端さ」

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