シンプリー・レッドのミック・ハックネル、発売間近の新作の裏側を語る。またその新作から2曲公開

まもなく発売される新作についてミック・ハックネルのコメントが到着しました。そしてそこから2曲の公開です。
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〈以下メイカー・インフォメーションより〉

【Simply Red/シンプリー・レッド】通算12作目のアルバム『Blue Eyed Soul』11月8日発売決定!
 
1980年代より活躍、これまでリリースしたアルバムのトータル・セールスは6,000万枚を誇る、英国マンチェスター発のバンド、シンプリー・レッド。通算12作目となるアルバム『Blue Eyed Soul』が11月8日にリリースされることが発表された。
 
ロンドンにあるブリティッシュ・グローヴ・スタジオにて、プロデューサーには長年のコラボレーターであるアンディ・ライト(他にジェフ・ベックやユーリズミックスなども手がける)を迎え、制作されたというアルバム。

「とてもクラシカルな手法で完成させた」とフロントマンであるミック・ハックネルは語る。

「ブースの中でバンドもスタンバイして、ライヴ・テイクのようなやり方でレコーディングしたんだ。『これは本当に自分たちで鳴らすべき音なのか?』『リスナーの心を掴んで離さないものになるのか?』を自問自答しながらの作業だったね」

結果、完成したアルバムには、ホーンとパーカッションのドラマティックなイントロが印象的な「Thinking of You」、ドリーミーなストリングスと歌声が心に響くバラード「Tonight」、そして思わずステップを踏み出してしまいたくなるダンス・チューン「BadBootz」など、とてもファンキーで生々しく、さらに輝きに満ちたソウルを感じる楽曲ばかりが揃った。

「このアルバムのために、レコードを再び聴いたりすることはなかったね。だって僕は、子どもの頃から50年にわたって音楽を聴いているんだから。その人生経験の中で生まれたグルーヴが自然に反映されただけなんだ」

なかでも印象的なのがミックのヴォーカル。結成当時のエモーションを保ちながらも、そのキャリアで培われた甘美さと渋味をミックスさせた声が、より前面に押し出されている。

「ヴォーカルに関しては、本当に歌うべきものは何か?を追求した。少しディープな声になってはいるが、高い技術を維持しているから、そういう声を出すことができる。歌うことは僕にとって純粋な喜びだからね」

バンドとして音楽を続けていくことの喜び、そして揺るぎない決意を、この作品から感じ取ることができる。

「いろんな意味で、音楽というのは若者の娯楽だ。僕にできることは、僕自身に意味のある音楽を作ること。そしてこのアルバムの出来には満足している。とてもいい気分だよ。今はライヴで披露することが楽しみでしようがない。だってリアルに体感できるからね」
 
Simply Red(シンプリー・レッド)
『Blue Eyed Soul』


発売日:2019年11月8日
レーベル:BMG(輸入盤のみ)
配信・CDの購入はこちら
Simply Red
「Thinking of You」
Simply Red
「BadBootz」

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