キャンド・ヒートのベーシスト、ラリー・テイラーが77歳で死去

米ブルース・ロック・バンド、キャンド・ヒート(Canned Heat)のベーシストだったラリー・“ザ・モール”・テイラー(Larry ‘The Mole’ Taylor)が、12年間ガンと闘った末、8月19日にカリフォルニアの自宅で亡くなりました。享年77。

ザ・モール(The Mole)の愛称で知られたテイラーは、1967年からキャンド・ヒートのベーシストとして活動し、1967年のモントレー・ポップ・フェスティバルや1969年のウッドストック・フェスティバルにも出演しています。

また、セッション・プレイヤーとしても活動していたテイラーは、キャンド・ヒートの加入前にTVバンド、ザ・モンキーズの実際のベーシストを務めたほか、ジェリー・リー・ルイスのツアーや、アルバート・キング、ソロモン・バーク、バディ・ガイらのアルバムにも参加。

またジョン・メイオールのブルースブレイカーズのメンバーとしても活動し、トム・ウェイツのバンドでは、複数のアルバムに参加しています。

2014年には、「ブルース・ミュージック・アワード」の〈ベスト・インストゥルメンタリスト/ベース部門〉にノミネートされていました。

キャンド・ヒートは、今年予定されていた「ウッドストック50」(最終的に中止/MLCニュース参照)に出演する予定でした。

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