ダフ・マッケイガン、プリンスの『1999:スーパー・デラックス・エディション』ボックス開封映像公開

ガンズ・アンド・ローゼズのベーシスト、ダフ・マッケイガンが、プリンスのボックスセット『1999:スーパー・デラックス・エディション』(11月29日発売)を開封する映像を公開しています。
 
マッケイガンは、ライターのマイケル・スウェンソン(Michael Swensson)、デヴィッド・フリック(David Fricke)らと共に、この作品にライナーノーツを提供しており、このアルバムはマッケイガンに独立する勇気を与えてくれたそうです。
 
今年初旬、マッケイガンは Classic Rock とのインタヴューで次のように語っています。

「プリンスにハマったのは1980年頃だね。大のお気に入りアルバムは 『For You』『Prince』『Controversy』『Dirty Mind』なのに、なぜか 『1999』に惹かれたんだ。
 
当時のシアトルには大量のヘロインが出回ってて、俺はやってなかったけど、友達やルームメイト、彼女や俺のバンドがヤク中でね。俺たちはジェロ・ビアフラ(Jello Biafra)のレーベルと契約を交わしたばかりで、次の大物バンドになるところだったのに、メンバーの何人かがヘロイン中毒になったから、そこでバンドは終わったんだ。

当時は10ミニット・ウォーニング(10 Minute Warning=シアトルのハードコア・パンク・バンド)がサウンドガーデンやグリーン・リヴァーの先駆けで、俺は目の前で活躍するバンドを見ながら悲嘆に暮れてたし、決断すべき時だったのはわかってた。そしたら1982年に 『1999』が出て、夢中で聴いたよ。
 
俺は “Little Red Corvette” が大好きでね、この曲は最も完璧な3コードの曲かもしれないな。アルバムには一番気に入っていたディープな曲もあった。仕事から帰っていつも『1999』を聴いていたけど、それが俺の逃げ道だったんだ。
 
誰にでも人生を救ってくれたレコードがあるものだけど、『1999』は俺に独立する勇気をくれたよ。故郷を離れる勇気をね。俺の車じゃニューヨークまではムリだけど、ロサンゼルスなら行けるってわかってたんだ。どういうわけか、このアルバムが俺一人でも行くように励ましてくれたよ。故郷を離れるのは怖かったけど、音楽が俺の好きな仕事になるってわかってたからね」
商品詳細
ダフ・マッケイガン
『テンダネス』

CD(2019/5/31)¥2,548

RELATED POSTS

関連記事

LATEST POSTS

最新記事

この記事についてのコメントコメントを投稿

この記事へのコメントはまだありません

アクセル・ローズ ガンズ・アンド・ローゼズ外伝

アクセル・ローズ ガンズ・アンド・ローゼズ外伝

3,080円
BURRN!叢書 10 ガンズ・アンド・ローゼズとの30年

BURRN!叢書 10 ガンズ・アンド・ローゼズとの30年

1,980円
CROSSBEAT Special Edition ガンズ・アンド・ローゼズ

CROSSBEAT Special Edition ガンズ・アンド・ローゼズ

1,980円
BURRN!叢書 12 断言 1998~2008

BURRN!叢書 12 断言 1998~2008

1,528円

ページトップ