ジョニー・デップ、マイケル・ジャクソンの非公認ミュージカルをプロデュース

マイケル・ジャクソンの白い手袋がマイケルの生涯を語るというユニークなミュージカルが、2020年1月25日からロサンゼルスで上演されることになりました。
 
「For the Love of a Glove: An Unauthorized Musical Fable About the Life of Michael Jackson, as told by his Glove」と題された非公認ミュージカルは、ジュリアン・ニッツバーグが脚本を手掛け、ジョニー・デップがプロデューサーを担当します。
 
ニッツバーグがPage Sixに語ったところによると、17年前に大手テレビ局からマイケルの伝記映画の脚本を依頼されたものの、彼に向けられた児童性的虐待疑惑をどう描いたらよいのかという問題に直面したため、マイケルへの疑惑の全ては手袋が原因だった、その手袋は童貞少年の生き血を餌にしている宇宙人だったというシナリオにしてはどうかと提案したそうです。

結果的に伝記映画の企画はボツになりましたが、その時のアイディアが今回のミュージカルに繋がったとのこと。以前ニッツバーグは、ジョニー・デップの制作会社〈Infinitum Nihil〉に脚本を提供したことがあったため、デップに資金面での協力を要請したそうです。
 
ミュージカルでは、スパンコールを散りばめたマイケルの白い手袋が歌うナレーターとなり、スキャンダルの原因となった得体の知れない力について言及し、出演するミュージカル俳優のほか、ジャクソン5、マイケルと親交のあった俳優のコリー・フェルドマンとダニー・オズモンド、マイケルのペットだったチンパンジーのバブルスも等身大の人形で登場するそうです。

画像はいずれもオフィシャル・サイトより。