ホール＆オーツがニュー・アルバムを計画中

今年の2月から大規模な北米ツアー（1月22日MLCニュース参照）に乗り出すホール＆オーツが、ニュー・アルバムを計画しているそうです。
 
『Rolling Stone』によると、ダリル・ホール（73歳）は「現在アイディアを考えている最中で、何人かの人たちと取り組んでおり、まだ内容については語りたくない」とのこと。
 
ニュー・アルバムの音楽について、現時点でジョン・オーツ（71歳）は関わっておらず、オーツは次のように語っています。

「ダリルの焦点がホール＆オーツに絞られてきたのは素晴らしいこと。俺が曲作りに参加するのは間違いないけど、今は時期尚早なんだ。まだ準備段階だからね。彼はしばらくヨーロッパにいて、やる気を起こさせてくれる若いプロデューサー連中を見つけたんだ。喝を入れてスタートするだろうから、そしたら俺も参加するつもりだよ」
 
ホールによると、アルバムの曲作りを一人で始め、後からオーツが参加するのはいつものことで、「俺たちが一緒に演奏することを止めたことは一度もないけど、クリエイティヴな点においては離れた空間が必要で、一緒に作曲をしたことは一度もないんだ」と説明し、「俺たちはサイモン＆ガーファンクルみたいなデュオではなく、むしろミックとキースのようにバンドを取り仕切る二人の人間だから」とも語っています。
 
また、バンドは今年で結成50周年を迎えますが、ホールは記念行事に興味がないとのこと。

「記念のお祝いとか節目の行事とか賞とか、俺は全く興味がない。だから高校の同窓会にも行かないんだ」
 
オーツもまた、アルバムを記念してフル演奏することや、フェアウェル・ツアーに興味はないそうで、「俺たちがフェアウェル・ツアーをやるなんて考えられないね。これまで俺が聞いたフェアウェル・ツアーは、どれも本当のフェアウェル・ツアーにならなかったから、何の意味があるのかと思うよ。商売上の策略ならわかるけど。誰だって、客を引き付けるカラクリは必要だからね」と語りました。