アダム・ランバート、「フレディの魂を何とかして継承したい」

Adam Lambert Talks Touring With Queen And Filling Freddie Mercury's Shoes | Kennedy Molloy

クイーンとツアーを続けているシンガーのアダム・ランバートが、オーストラリアのラジオ局Triple Mでのインタヴューで、ツアーやフレディ・マーキュリーについて語りました。
 
ランバートがロジャー・テイラーとブライアン・メイと初めてステージを共にしたのは、2009年5月放送の米TV番組『アメリカン・アイドル』で歌った「We Are The Champions」でしたが、その後3人は、2011年にアイルランドで行なわれた「MTVヨーロピアン・ミュージック・アワーズ」のフィナーレで8分間にわたり「The Show Must Go On」「We Will Rock You」「We Are The Champions」を披露しました。2012年の夏にヨーロッパ、ロシア、ウクライナ、ポーランドをツアーした後もワールド・ツアーを何度も行ない、世界中の大規模フェスティバルに出演しています。
 
「アーティストとして、一個人として、作曲家、シンガーとして、フレディを追悼し称賛できるんだから、僕は本当にラッキーだよ。僕は、明らかにフレディが経験してきた事のいくつかを自分のことのように感じるし、彼との類似点を指摘することも出来る。そして、彼の魂を僕が何とかして継承できればと願ってるんだ。歌われるべきフレディの曲には何かしらの意図があると思うし、僕はそれが分かるよう努めている。フレディについてはいろいろと質問して多くのことが分かったし、彼を心の最重要部分にとどめておこうと本気で思ってるんだ。彼を真似るためじゃなく、彼を称賛するためというか、彼のためにそうしたいんだ」
 
ブライアン・メイは以前、フレディの代役を十分に果たせるシンガーはランバートしかいないと語っていました。「まばたき一つせずにクイーンの曲を全て歌える人に会ったのは、アダムが初めて。彼には天賦の才がある」
 
またロジャー・テイラーは、「アダムには信じられないほど素晴らしい音楽の才能があり、彼が本気で言うことは、僕らもしっかりと受け止めている」と語っていました。