独エレクトロ・パンク・デュオDAFのガビ・デルガドが61歳で死去

独デュッセルドルフのエレクトロパンク・デュオ、DAF（Deutsch Aerikanische Freudschaft）のヴォーカリストだったガビ・デルガド（Gabi Delgado-López／写真左）が3月22日、61歳で亡くなりました。訃報は相方のロベルト・ゲアル（ロバート・ゲール）がSNSで発表していますが、死因は公表されていません。
 
デルガドはスペインで育ちましたが、1966年に一家はドイツへ移住しました。

DAFは1978年にパンク・バンドとしてデュッセルドルフで結成され、当初は5人組でしたが、ロンドンへ拠点を移した1980年からは、デルガドとゲアルのデュオとして活動していました。

エレクトロニック・ボディ・ミュージックとパンク・ロックを融合させたパワフルなサウンドは、アシッド・ハウスやテクノに影響を与え、プライマル・スクリームは2000年に発表した「Kill All Hippies」で、DAFの「Der Mussolini」をサンプリングしています。
 
DAFは何度か解散と再結成を繰り返していましたが、今年も二人でパフォーマンスを行なっていました。
 
またデルガドは3枚のソロ・アルバムをリリースしたほか、DAF/DOSでも3枚のアルバムを発表しています。