ニール・ヤングのアーカイヴ・アルバム『Road of Plenty』、2021年発売
ニール・ヤングが、80年代後半のレア音源を収録したアーカイヴ・アルバム『Road of Plenty』を2021年にリリースすると発表しました。具体的な発売日は決まっていません。
このアルバムには、ヤングがクレイジー・ホースと行なった1986年のミネアポリス公演と、1989年9月30日出演の『Saturday Night Live』のリハーサル音源などが収録される予定で、プロデューサーはニコ・ボラス。ヤングによると、このアルバムは2021年のハイライトになるそうです。
アルバムのタイトル・トラック「Road of Plenty」は、1989年のアルバム『Freedom』に収録されている「Eldorado」の初期ヴァージョンとのこと。ヤングがこの曲を初めて演奏したのは、1986年にバッファロー・スプリングフィールドと内密に行なったリハーサルの最中でしたが、この再結成はすぐに頓挫したそうで、ヤングは次のように語っています。
「当時の俺たちが再結成ツアーやアルバム制作もできなかったのは俺のせいなんだ。その理由さえ分からないけど、やっておくべきだったね。当時、俺が他のことに気を取られていていたのは確かだし、あの頃は人生があまりにも速く過ぎ去っていたんだ」
アルバムに収録される1986年のライヴ音源は、同年10月17日にミネソタ州ブルーミントンのメット・センターで行なわれた公演のものと思われ、1989年9月の『Saturday Night Live』には、このライヴのために招集したドラマーのスティーヴ・ジョーダン、ベーシストのチャーリー・ドレイトン、クレイジー・ホースのギタリスト、フランク・“ポンチョ”・サンペドロが出演し、映像にもあるように番組では「Rockin’ In the Free World」を演奏しています。
またアルバムには、レアな「Sixty to Zero」や、上記3人のバックバンドと演奏した「Fuckin Up」のオリジナル・スタジオ・テイクなども収録される予定です。
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