ロジャー・ウォーターズ、ビデオ・メッセージでデヴィッド・ギルモアを非難
元ピンク・フロイドのロジャー・ウォーターズが、元バンド仲間のデヴィッド・ギルモアを非難するビデオ・メッセージを公開しました。
ウォーターズは先週、自身のバンドとカヴァーしたピンク・フロイドの「Mother」(5月18日MLCニュース参照)をYouTubeにアップロードしましたが、ピンク・フロイドのウェブサイトやSNSで公開できないとし、その理由はデヴィッド・ギルモアからアクセスを禁止されているからだと語っています。
ウォーターズは、1年ほど前にギルモアとドラマーのニック・メイスンと和解するためにミーティングを行なったものの、解決法を見出すことは出来なかったとも語りました。
「我々の酷い行き詰まりを乗り越えるためにあらゆる打開策を提案したんだ。ピンク・フロイドのサイトに3,000万人が登録しているのは、シド、俺、リック、ニック、そしてデヴィッドの5人が創った一連の作品のおかげなんだから、俺たちが平等にアクセスし、自分たちのプロジェクトをシェアするのが公平で正しいと思うけどね。
デヴィッドは、あのサイトを自分一人のものだと思ってるのさ。俺が1985年にバンドを脱退したから、ピンク・フロイドは自分のもの、自分がピンク・フロイドで、俺は無関係なんだから口を出すなと考えているんだ」
また、ギルモアの妻ポリー・サムスンのライヴストリーム・イベント「Von Trapped Family livestream」が、ピンク・フロイドのSNSでプロモーションされていることにも言及し、
「友達から、なんで来る日も来る日もポリー・サムスンを見てなきゃいけないんだって言われたよ。ロジャーのニュースは何にも聞こえてこない、ロジャーが曲を作っても一切宣伝されないし、ツアーや映画のことも一切告知されないってね。
ピンク・フロイドのオフィシャル・ウェブサイトで、そういう事実が告知できないなんておかしいだろ。俺たちは立ち上がるべきだし、あるいはバンド名をスパイナル・タップに変えれば、全てがうまくいくんじゃないか」と語りました。
ロジャー・ウォーターズ
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ピンク・フロイド『ザ・レイター・イヤーズ・ハイライト』
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