ブライアン・メイ、山火事から自宅を守ってくれた消防士たちに感謝

先週末、ブライアン・メイの自宅がある英サリー州で山火事が発生し、自宅から避難を余儀なくされたメイは、鎮火に貢献した地元の消防士たちに感謝の意を綴っています。

金曜日に発生した山火事は、国立自然保護区チョバム・コモン（Chobham Common）の原野およそ30ヘクタールを焼き尽くし、土曜日には40台以上の消防車が消火にあたったそうです。

メイは、インスタグラムで次のように綴っています。

「緑豊かで湿気の多いサリー州で山火事が起きるなんて想像もしていなかった。僕らはオーストラリアの広大な森林火災に対する支援を行い、カリフォルニアの山火事を悲しく見つめていたけれど、自宅のあるサリー州でこんな事を目の当たりにするのはショッキングで忘れられないほど衝撃的だった。

この写真は、アン・ブラマーと僕が今日の午後、僕の全人生をかけた自宅とスタジオから1マイルも離れていない所で今も燻っている森林火災を調査している時のもの。

うちの地所に隣接するサニングデール・ゴルフコースの原野に燃え広がっていた火事を封じ込めるため、命を危険にさらしてくれた素晴らしい消防士の皆さんに今日ようやく感謝を伝えられるようになりました。

昨日は全てが燃え盛る恐怖の中、自宅から貴重品を持ち出したけど、そんな恐ろしい事が起きないよう祈っていた。今日は祈りが届き、火事は消し止められたけど、この乾いた熱波が続く限り、災害に繋がる山火事が再び起きる大きな危険は去らない」

またメイは、ここ数年、人員や資金が大幅にカットされている消防署に対し、資金不足のために満足なサポートを行っていないイギリス政府についても声をあげ、「我々のリーダーたちの意思決定プロセスは非常に間違っている。我々を守ってくれる人々の命や福祉よりも短期的な経済利益を優先する限り、国家はこの先も危険に晒されるだろう」と綴っています。