クリス・コーネルの遺産管理団体、無認可の伝記映画『Black Days』を非難

pic : Koh Hasebe / ML Images / Shinko Music
サウンドガーデン、1994年2月来日時。撮影:長谷部 宏


サウンドガーデンのフロントマン、クリス・コーネル(写真左端)の逝去から3年が経ち、彼の人生最後の日々を描いたという伝記映画『Black Days』の製作が進行しています。しかしながら、映画について何の連絡も受けていないコーネルの遺産管理団体は、この映画が遺産管理団体から認可も承認もされていないとして非難しています。
この映画の存在が明らかになったのは、『Backstage』という映画業界誌に、来月ロサンゼルスで撮影が始まるという同映画のキャスト募集の記事が掲載されたためでした。
 
音楽ニュースサイト『Pitchfork』によると、この映画の舵を取るのは、俳優/ミュージシャンのジョニー・ホリデイ(Johnny Holiday)が運営するロード・レイジ・フィルムズLLC(Road Rage Films LLC)とアメリフィルムズLLC(Amerifilms LLC)という会社で、ホリデイはキッド・メンフィスという名前で音楽活動をしているほか、2005年に公開されたジョニー・キャッシュの伝記映画『Walk the Line(邦題:君につづく道)』に、カール・パーキンス役で出演していたそうです。
 
現時点で映画『Black Days』に関する情報はほとんどなく、コーネルの家族や遺産管理団体から承認されてこそ得られるコーネルの思い出や人生での出来事を正確に描けないまま、どのような伝記映画になるのでしょうか。
商品詳細
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