ヴァン・ヘイレンのオリジナル・ベーシスト、マーク・ストーンが死去
ヴァン・ヘイレンのオリジナル・ベーシスト、マーク・ストーン(Mark Stone)が9月26日、膵臓ガンのため死去しました。
「Van Halen News Desk」によると、ストーンは最近ホスピスに入院していたそうで、兄弟のブラッド・ストーンがSNSで訃報を伝えています。
ストーンは、1972年からヴァン・ヘイレン兄弟(エディとアレックス)が結成したマンモスというバンドで演奏し、バンドは1974年初期にデヴィッド・リー・ロスが加入した後、ヴァン・ヘイレンに改名しました。しかしながら、ストーンはプロとして音楽を追求するよりも学業が忙しく、バンドは1974年半ばまでにストーンを解雇し、後任としてマイケル・アンソニーが加入しました。
ストーンは当時の脱退について、「俺はバンドをやりながらも成績がオールAの優等生で、学業とバンドの間で揺れ動いていたが、基本的にバンドと歩調を合わせることが出来なかった。ある日、バンドから脱退するように言われ、長い間本当に辛かった。なぜなら、俺はバンドが大成功する運命にあるとわかっていたし、バンドも『奇跡が起きるまでは辞めるな』と言っていたから」と、インタヴューで語っていましたが、ストーンがバック・ヴォーカルを歌いたくなかったことも一因だったようです。
ストーンは脱退後も元バンド仲間と良好な関係を続け、1981年のエディ・ヴァン・ヘイレンの挙式に参列し、2003年にリリースされたDVD『Van Halen Story – The Early Years』にも出演。また2015年には、ヴァン・ヘイレンのトリビュート・バンド、ファン・ヘイレン(Fan Halen)のゲストとして登場していました。
ストーンの演奏は、公式リリースされていないデモ曲「Gentleman of Leisure」や「Angel Eyes」「Glitter」「Believe Me」で聴くことができます。



この記事へのコメントはまだありません




RELATED POSTS
関連記事
LATEST POSTS
最新記事