AC/DC 1975年のベーシスト、ポール・マターズが死去
1975年にAC/DCのベーシストを務めていたポール・マターズ(Paul Matters)が10月14日、死去しました。
AC/DCの本『Bon : The Last Highway』の著者でバイオグラファーのジェシー・フィンク(Jesse Fink)や、マターズの友人がSNSで訃報を発表し、AC/DCもツイッターに追悼メッセージを公開しています。
AC/DCの本『Bon : The Last Highway』の著者でバイオグラファーのジェシー・フィンク(Jesse Fink)や、マターズの友人がSNSで訃報を発表し、AC/DCもツイッターに追悼メッセージを公開しています。
Wikipediaによると、マターズはAC/DCが1975年にデビュー・アルバム『High Voltage』をレコーディングした後に加入しましたが、わずか数週間後にボン・スコットからクビを宣告され、マターズの後任としてマーク・エヴァンスが加入したそうです。
マターズが1974年まで在籍していたバンド、アルマゲドンのドラマーがジェシー・フィンクに語ったところによると、マターズはヤング兄弟の価値観にフィットせず、頑固で感受性が強く、自分の好きなように演奏していたために解雇されたようです。
クビになったマターズは、フィンクの本『Bon : The Last Highway』のために生涯で一度だけインタヴューを受け、自分が多少怠け者で気難しい人物だったことは認めたものの、AC/DCのマネジメントからギャラをもらえず、常に空腹だったことを明かしていました。
マターズは、AC/DCがオーストラリアで行なったデビュー・アルバムのプロモーション・ツアーには参加しましたが、バンドとスタジオでレコーディングしたことは一度もありませんでした。
1975年にAC/DCを解雇された後、友人と一度だけバンドを組んだそうですが、結果的に音楽活動を止め、後年は病気のために障害年金で暮らしていたそうです。
安らかなる眠りをお祈りいたします。
1. Realize
2. Rejection
3. Shot in the Dark
4. Through the Mists of Time
5. Kick You When You’re Down
6. Witch’s Spell
7. Demon Fire
8. Wild Reputation
9. No Man’s Land
10. Systems Down
11. Money Shot
12. Code Red
商品情報
AC/DC
『バック・イン・ブラック』
CD(2008/10/22)¥2,151
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