イギー・ポップ、コステロの「No Flag」をフランス語でカヴァーしたシングル配信+アニメ・ビデオ公開。二人のリモート対談も実現!
Elvis Costello avec Iggy Pop - No Flag (en Français)
イギー・ポップが、エルヴィス・コステロ最新のプロテスト・ソング「No Flag」をフランス語でカヴァーし、アニメーション・ビデオを公開しました。
二人は1977年以来の友人で、そもそもコステロの「No Flag」は、イギーの曲「No Fun」から部分的にヒントを得ていたそうです。

コステロとイギーは『Rolling Stone』誌のために対談を行なっており、その中でコステロは、「キミの有名な曲 “No Fun” と同じ単語を使ったのに、僕がキミからヒントを得ているなんて誰も思ってないから、その由来に気付いた人は皆無だった」と語っています。
またイギーは、次のように語りました。
「この曲はかなり大変だったよ。誰からも公式に頼まれた訳じゃないし、エルヴィスと(妻の)ダイアナ・クラールが、『フランス語で歌いたい?』って訊いてきただけさ。で、『フランス語は億劫だけど、俺なら出来る』と思ったってわけ」
コステロの新曲「No Flag」は今年2月にヘルシンキで録音され、10月30日発売のニュー・アルバム『Hey Clockface』(8月17日MLCニュース参照)に収録されています。また、今年の6月にはリリック・ビデオも公開されています(6月5日MLCニュース)。
〈以下メイカー・インフォメーションより〉
エルヴィス・コステロとイギー・ポップによる夢のコラボ曲、「No Flag (en Français)」が本日公開された。
コステロのオリジナル・ヴァージョンの「ノー・フラッグ」は、『ニューヨーク・マガジン』誌で「憂鬱な時代のアンセム」と称され、コステロの最新アルバム『ヘイ・クロックフェイス』に収録されており、今回その曲をイギー・ポップがほぼ全編フランス語で歌ったヴァージョンとなっており、MVも公開された。
このトラックは、米国『ローリング・ストーン』の誌面とオンラインで本日公開になった「Musicians on Musicians」シリーズの一環として、ローリングストーンがイギーとエルヴィスを特集しているのに合わせて作られたもので、この記事の中で二人はそれぞれ1977年以来、彼らが交差してきたロックンロールの歴史の一幕についても話しており、そのオンライン・インタビューの動画も公開されている。
・『ローリング・ストーン』対談記事テキスト
・同・対談動画

収録曲
01. レヴォリューション #49 / Revolution #49
02. ノー・フラッグ / No Flag
03. ゼイア・ノット・ラフィン・アット・ミー・ナウ / They’re Not Laughing At Me Now
04. ニューズペーパー・ペイン / Newspaper Pane
05. アイ・ドゥ(ズーラズ・ソング)/ I Do (Zula’s Song)
06. ウィ・アー・オール・カワーズ・・ナウ / We Are All Cowards Now
07. ヘイ・クロックフェイス / ハウ・キャン・ユー・フェイス・ミー? / Hey Clockface / How Can You Face Me?
08. ザ・ワールウィンド / The Whirlwind
09. ヘティ・オハラ・コンフィデンシャル / Hetty O’Hara Confidential
10. ザ・ラスト・コンフェッション・オブ・ヴィヴィアン・ウィップ / The Last Confession of Vivian Whip
11. ホワット・イズ・イット・ザット・アイ・ニード・ザット・アイ・
12. レディオ・イズ・エヴリシング / Radio Is Everything
13. アイ・キャント・セイ・ハー・ネーム / I Can’t Say Her Name
14.バイライン / Byline
15.フォノグラフィック・メモリー* / Phonographic Memory
*日本盤ボーナス・トラック
“Songs That Influenced Elvis Costello”
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・Spotify
■エルヴィス・コステロ各種リンク
・ユニバーサル ミュージック
・本国公式サイト
・YouTubeチャンネル



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