30年以上にわたる輝かしいキャリアを持つサンダー、最新作『オール・ザ・ライト・ノイゼズ』が3月12日に世界同時発売決定！

昨年活動30周年を記念したセルフ・カヴァー作品『Please Remain Seated』と、バンド初となるベスト・アルバム『The Greatest Hits』を発表、それまでの輝かしいキャリアを二つの作品でまとめ上げた彼らが、全スタジオ・アルバムからは約4年振りとなる堂々たる最新作を完成させた。『オール・ザ・ライト・ノイゼズ』と名付けられたこの最新作は、3月12日に全世界同時発売でのリリースとなる。日本盤は海外でも発売されるボーナス・ディスク付2枚組CD仕様でのリリースとなり、日本盤のみ限定で、日本のファンに向けた直筆メッセージを印刷した特製フォト・カードが封入されることも決定している。

『オール・ザ・ライト・ノイゼズ』は、イギリスのナンバー・ワン・バンドとしての権威を再確認させてくれるような、強烈な魅力をまとった作品だ。ブリティッシュ・ロックの最前線で30 年以上のキャリアを築いてきたサンダーのフル・スロットル・サウンドに回帰したものであり、そのすべては卓越したヴォーカリストであるダニー・ボウズとソングライティングの天才でありギタリストでもあるルーク・モーリーの生涯の友情によって築かれたものだと言えるだろう。

新型コロナ・ウイルスによるロックダウンに至るまでの数ヶ月間に録音されたこのアルバムは、当初2020年9月にリリースされる予定だったという。コロナ禍の前に作られていた作品ではあるが、今作に収録されている新曲の多くが、現在私たちが生きているチャレンジングな新しい世界をテーマにしているように見えるのは、不思議な感じがするものの、それだけ彼らの楽曲が普遍的なメッセージを伝えていることの証だともいえるだろう。

このアルバムに関して、ルーク・モーリーはこうコメントを残している。
「全ての曲は新型コロナ・ウイルス禍以前に書かれ、レコーディングされたものだ。でも興味深いことに、新型コロナ・ウイルス禍の多面性を通していくつかの曲を見ると、それらの曲はまだ多くの意味を持っていることが分るんだ」

アルバムからのリード・シングルとして現在公開されている新曲「ラスト・ワン・アウト・ターン・オフ・ザ・ライツ」（11月13日のMLCニュース）は、世界を終わらせるようなロックダウンへの怒りと捉えられることもあるかもしれないが、この曲はルーク曰く「あれは直接的には英国のEU離脱についての曲だけど、他のことにも当てはめることができるんだよ」と語っている。この曲はアルバム全体の獰猛さとメッセージ性を示しており、うつ病、心の健康、多様性などのテーマに取り組んだ曲だ。他にもこの『オール・ザ・ライト・ノイゼズ』には、彼らの想像力豊かなソングライティングの才能を生かしてドナルド・トランプ大統領の視点から書かれた曲や、ルーク曰く「ザ・フーの “My Generation” とは正反対のようなメッセージ」を持つ曲も収録されている。