ルー・リードの元キーボーディスト、マイケル・フォンファーラが74歳で死去

downchild.comより

 
ルー・リードのバック・バンドやラフ・トレードで活躍したカナダ出身のキーボーディスト、マイケル・フォンファーラ(Michael Fonfara)が1月8日、74歳で他界しました。
彼の広報担当者によると、フォンファーラは2年間ガンと闘った末、トロントの病院で亡くなったそうです。

フォンファーラは、60年代にエレクトリック・フラッグとライナセロスのメンバーとして活動し、70年代にはルー・リードのバック・バンドとラフ・トレードで活躍、1990年から亡くなるまで、カナダのダウンチャイルド・ブルース・バンドのメンバーでした。

ルー・リードが1974年から2005年に発表した9枚のアルバムに参加し、1979年のアルバム『The Bells』でエグゼクティヴ・プロデューサーも務めたほか、1980年のアルバム『Growing Up in Public』では、リードと共同で作曲とプロデュースを手掛けました。

商品詳細
ルー・リード
『The Bells』

CD(2000/5/16)輸入盤
商品詳細
ルー・リード
『Growing Up in Public』

CD(2019/8/2)輸入盤
また、フォリナー1981年のヒット曲「Urgent」のレコーディングにも参加しています。

なお、フォンファーラは最優秀ピアニスト/キーボーディストとして、カナダの「メイプル・ブルース・アワード」を複数回受賞したほか、2014年にはダウンチャイルド・ブルース・バンドのメンバーとして、カナダ版のグラミー賞「ジュノ・アワード」も受賞しました。

フォンファーラ最後の演奏は、ダウンチャイルド・ブルース・バンドが2020年にリリースした50周年記念のライヴ・アルバム『Live at the Toronto Jazz Festival』に収録されています。

安らかなる眠りをお祈りいたします。
Downchild Blues Band
『50th Anniversary Live At The Toronto Jazz Festival』

(Diesel Management Productions)2020年

ダウンチャイルド・ブルース・バンド公式オンライン・ストアで購入可能。
Michael Fonfara
@ The Hammond B3
商品詳細
ルー・リード
『Ecstasy』

CD (2012/10/16)輸入盤
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