トレイシー・チャップマン、「Baby Can I Hold You」を巡る著作権裁判に勝訴
シンガー/ソングライターのトレイシー・チャップマンは、ラッパーのニッキー・ミナージュの曲「Sorry」にチャップマン1988年の「Baby Can I Hold You」の歌詞とメロディが無断で使用されたとして、2018年10月に著作権侵害の訴訟を起こしていましたが、1月7日にカリフォルニア州の連邦地方裁判所に提出された書類によると、ミナージュがチャップマンに45万ドル(約4,680万円)を支払うことで和解が成立しました。

チャップマンの訴状によると、ミナージュ側は2018年7月にチャップマンの「Baby Can I Hold You」を使用したいという正式なリクエストを送り、サンプリングというよりは、歌詞とメロディを変える意向であることが記載されていましたが、チャップマン側は数日後にリクエストを却下しました。しかしながらチャップマンは、リクエストが却下される前に、ミナージュがすでに「Sorry」のレコーディングを終えていたと訴えていました。
ミナージュは2018年7月末のツイッターで、同曲の無断使用を否定していましたが、チャップマンに楽曲使用のリクエストが届く数週間前の6月末、DMGという著作権管理会社がチャップマン側に探りを入れ、「ある大物アーティストが “Baby Can I Hold You” を使いたがっている」とした上で、チャップマンが今でも非公式のサンプリングや改ざんを認めていないのかどうかを尋ねていたそうで、チャップマンは、ミナージュ側がその時点でリクエストが却下されることを知っていたようだと述べていました。
ミナージュがラッパーのナズ(Nas)とコラボした「Sorry」は、結果的にミナージュのアルバム『Queen』(2018年8月発売)には収録されませんでしたが、この曲はニューヨークのラジオ局Hot 97のDJファンクマスター・フレックスにより同ラジオの番組でオンエアされ、ネット上にも流出していました。
ミナージュは2018年7月末のツイッターで、同曲の無断使用を否定していましたが、チャップマンに楽曲使用のリクエストが届く数週間前の6月末、DMGという著作権管理会社がチャップマン側に探りを入れ、「ある大物アーティストが “Baby Can I Hold You” を使いたがっている」とした上で、チャップマンが今でも非公式のサンプリングや改ざんを認めていないのかどうかを尋ねていたそうで、チャップマンは、ミナージュ側がその時点でリクエストが却下されることを知っていたようだと述べていました。
ミナージュがラッパーのナズ(Nas)とコラボした「Sorry」は、結果的にミナージュのアルバム『Queen』(2018年8月発売)には収録されませんでしたが、この曲はニューヨークのラジオ局Hot 97のDJファンクマスター・フレックスにより同ラジオの番組でオンエアされ、ネット上にも流出していました。



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