ザ・プロジディー、故キース・フリントに捧げるドキュメンタリーが進行中

英エレクトロニック・ロック・バンドのプロジディーが、ヴォーカリストだった故キース・フリントに捧げるドキュメンタリーの制作に取り掛かっています。

仮タイトルが『The Progidy』になっている本作では、レイヴ・ジェネレーションの辛辣な声になることを目指し、80年代後半のUKレイヴ・シーンで結成されたバンド・メンバーの物語が描かれ、長年バンドのコラボレーターを務めるポール・ダグデールが監督を務め、バンド創設メンバーのマキシムとリアム・ハウレットおよび共同マネージャーのジョン・フェアーズがエグゼクティヴ・プロデューサーを務めます。

映画の撮影は今年の春からスタートする予定ですが、公開日はまだ発表されていません。

監督のダグデールは、次のように語っています。

「この映画は、バンドと同じくらいワイルドな内容になるだろう。時には暗く、急激にペースが変わり、様式的にも心に残り、現代的で挑戦的で視覚的暴力にもなるだろう。視聴者には、ジェットコースターから降りた時のように映画館を後にしてほしい」

なお、キース・フリントの訃報については、2019年3月5日のMLCニュースをご参照ください。