ジュディ・コリンズのコレクション・アルバム『White Bird – Anthology of Favorites』5月発売

タイトル曲の「White Bird」は、サンフランシスコのヒッピー・ロック・グループ、イッツ・ア・ビューティフル・デイが1969年にリリースした曲で、コリンズがこのアルバムのために最近レコーディングしたヴァージョンが公開されています。

アルバムには、ジョニ・ミッチェルが書いた「Both Sides Now」（「青春の光と影」）や、ザ・バーズの「Turn！Turn！Turn！」、ランディ・ニューマンの「I Think It’s Going to Rain Today」、ジョーン・バエズをフィーチャーした「Diamonds & Rust」、スティーヴン・スティルスをフィーチャーしたトム・パクストンの曲「The Last Thing on My Mind」などが収録され、ワイルドフラワー・レコードからデラックス・デジパックCDと限定版ホワイト・ヴァイナルで発売されます。

コリンズは、「The Last Thing on My Mind」について次のように語っています。

「60年代の初めにグリニッチ・ヴィレッジの路上でトム・パクストンと出くわした時、トムが、『この曲を書いたから歌ってくれないか』と言ってきたの。当時この曲は、私とスティーヴン（スティーヴン・スティルス）のお気に入りの曲だったのよ。だから、私たちの恋愛から40年も経ったけど、彼と一緒にレコーディングしたの。トム・パクストンとスティーヴンには感謝しているわ。私たちの関係は、長くて実りある恋愛だったし友情でもあるの」

なお、コリンズは、クロスビー、スティルス＆ナッシュ1969年の「Suite : Judy Blue Eyes」（「組曲：青い目のジュディ」）の主人公で、この曲を書いたのが当時の恋人スティーヴン・スティルスでした。