フィル・マンザネラとティム・フィンによるコラボEP「Caught By The Heart」、タイトル曲のMV公開

CAUGHT BY THE HEART Tim Finn & Phil Manzanera


ロキシー・ミュージックのフィル・マンザネラとスプリット・エンズのティム・フィンによるコラボEP「Caught By The Heart」が6月12日に発売されることになり、タイトル曲のミュージック・ビデオが公開されました。
マンザネラとフィンは、1975年にスプリット・エンズがロキシー・ミュージックのオーストラリア・ツアーで前座を務めた時に出会い、翌年マンザネラはスプリット・エンズのアルバム『Second Thoughts』をプロデュースしました。その後も二人は周期的にコラボし、ティムはフィルのアルバム『Kscope』(1978年)と『Southern Cross』(1990年)にリード・ヴォーカルで参加したほか、曲も提供していました。

マンザネラは、今回のコラボについて次のように語っています。
「ティムは同世代で最も優れたシンガー/ソングライターの一人で、彼と仕事をするのは喜びであり名誉なこと。彼がどれだけ多作で、彼の曲作りがどれほど自然で直感的なのか信じられなかった。僕が曲を送ると、数日以内には美しく歌われた曲になっていた。まるで毎日がクリスマスみたいだった! そして、僕らは今も曲を書いている」

またフィンは、次のように語りました。
「フィルが送ってきた曲は瞬時に心を揺さぶるもので、世界的なパンデミックの時代に最初に影響をうけた国々と感情的につながる方法を示していました。スペイン、イタリア、フランス、イギリスは、僕が旅行し、住み、コンサートを行った場所ですが、今は苦難を受け閉ざされています。僕がスペイン語で歌い始めると、テーマが惜しみなく出てきました。時には英語で書いた歌詞をスペイン語に訳し、韻律やリズムのために歌詞を変え、新たな予想外の方向へ進んだこともありました」

「フィルの音楽は昔から非常に雰囲気があり暗示的で、彼の演奏はエレガントそのものです。僕の妻と子供たちも車の中でロキシー・ミュージックを聴いていたので、彼と曲を書き始めると、フィルは僕にとって存在感があり鮮明に蘇りました。地球の反対側にいる旧友二人の楽しく有意義な交流です」

なお、フィルとティムがプロデュースしたEPは、アビーロード・スタジオでマスタリングされ、イギリス、ドイツ、ニュージーランドのミュージシャンたちがレコーディングに参加しています。
Phil Manzanera and Tim Finn
「Caught By The Heart」
1. Mambo, Salsa, Guaguanco
2. Caught By The Heart
3. Bajo Luz Distina
4. Vamos Depsacio
商品詳細
フィル・マンザネラ
『Live In Japan』

CD(2018/2/9)輸入盤
商品詳細
テイム・フィン
『Tim Finn』

MP3(1989/1/1 )¥1,500
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