ブルース・ロック・ミュージシャンのデルバート・マクリントンが引退を発表
テキサス出身のブルース・ロック・ミュージシャンでシンガー/ソングライターでもあるデルバート・マクリントン(Delbert McClinton)が今年の4月、引退を発表していました。

現在80歳のマクリントンは、過去60年において1年以上もステージから離れたことはなかったそうですが、引退理由について自身のフェイスブックで次のように綴っています。
「パンデミックの中、80歳の私はここに座っている。エンターテイナーとしての晩年をこのような形で締めくくるとは思いもよらなかった。音楽は私の生涯にとって全てであり、今年のうちに何度かショウを行なってから最後の年を終えようと考えていたが、それについて考えれば考えるほど目の前に障害が立ちはだかり、気持ちが萎えていった。
私は、自分が演奏したいからといって、私の活動を不可能にしたり死因になるかもしれない観客の前には立ちたくないし、マスクを着用せずワクチンも打たない人に耳を傾けたくない。我々の価値観は人それぞれだが、それに議論の余地はない。
私には世間から認められたキャリアがあり、自分が思い描いた以上のことを成し遂げてきた。それを考えると、今が引退に相応しい時である」
しかしながら、4月の引退発表から一か月以上経った5月25日、マクリントンは9月9日にラスヴェガスで開催されるビッグ・ブルース・ベンダー・フェスティバルの初日に出演すると発表しており、この公演がアメリカ最後のパフォーマンスになるようです。
「パンデミックの中、80歳の私はここに座っている。エンターテイナーとしての晩年をこのような形で締めくくるとは思いもよらなかった。音楽は私の生涯にとって全てであり、今年のうちに何度かショウを行なってから最後の年を終えようと考えていたが、それについて考えれば考えるほど目の前に障害が立ちはだかり、気持ちが萎えていった。
私は、自分が演奏したいからといって、私の活動を不可能にしたり死因になるかもしれない観客の前には立ちたくないし、マスクを着用せずワクチンも打たない人に耳を傾けたくない。我々の価値観は人それぞれだが、それに議論の余地はない。
私には世間から認められたキャリアがあり、自分が思い描いた以上のことを成し遂げてきた。それを考えると、今が引退に相応しい時である」
しかしながら、4月の引退発表から一か月以上経った5月25日、マクリントンは9月9日にラスヴェガスで開催されるビッグ・ブルース・ベンダー・フェスティバルの初日に出演すると発表しており、この公演がアメリカ最後のパフォーマンスになるようです。
マクリントンは、1978年にエミルー・ハリスのために書いた「Two More Bottles of Wine」がUSカントリー・チャートで第1位となり、1980年の「Giving It Up For Your Love」も第8位を記録して成功を収めました。1991年にボニー・レイットとデュエットした「Good Man, Good Woman」が初めてグラミー賞を受賞したのち、2002年、2006年、2020年にも自身のアルバムがグラミーを受賞しています。



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