映画『ボヘミアン・ラプソディ』のメイン・ヴィジュアルに使用された天を仰ぐフレディ・マーキュリーの雄姿は4枚目に撮影された？　奇跡の1枚の真実！

いよいよ本日21時より、映画『ボヘミアン・ラプソディ』が日テレ『金曜ロードショー』で6月4日（金）地上波初放送。また6月6日（日）にはBS日テレで、こちらは『ライブ・エイド完全版』として放送されますが、そのクライマックスであるライヴエイドと同じくらいクイーンの象徴的な、彼らにとって最も重要なヴィジュアルについてのトリビア。ご存知でしたか？

いよいよ地上波で初放映される映画『ボヘミアン・ラプソディ』。印象的なシーンの中でも、ラスト21分間のライヴエイドでのステージはとにかく圧巻の一言だが、映画のメイン・ヴィジュアルとして使用されたフレディがステージで天を仰ぐシルエットも忘れられない。この写真の元となっているのが、1986年、 “マジック・ツアー” のウェンブリー・アリーナ公演で撮影されたショットだ。撮影したのは、クイーンの公式ツアー・フォトグラファーとして知られる写真家、ニール・プレストン。彼は写真集に、こうコメントを寄せている。「ウェンブリー公演の当日、最高の日になる予感は的中した。撮影開始後4フレーム目でロック史上最も有名な写真の1枚が誕生した。フレディ・マーキュリーがフレーム中央で、全観客を前に体を限界まで反らしたこの写真は自分にとっても誇らしい作品だ（ニール・プレストン）」。まさにアングル、照明、そして、フレディのポージングと、どれもが完璧に調和した奇跡の1枚と言っていいだろう。

クイーンのメンバーとのコラボレーションによって編集・制作された公式写真集『クイーン・フォトグラフス　ニール・プレストン写真集』（日本語版）は好評発売中。ブライアン・メイに「ニールは何度もクイーンの５人目のメンバーだった」と称賛されたニール・プレストンの傑作ショットの数々をぜひ、ご覧いただきたい。

■ニール・プレストンインタビュー動画はこちら。