元XTCのアンディ・パートリッジ、新EP「My Failed Songwriting Career」7月発売

XTCの創設メンバーでシンガー／ソングライターのアンディ・パートリッジが、「My Failed Songwriting Career（成功しなかった私の作曲キャリア）」の第1弾として、4曲入りのEP「My Failed Songwriting Career – Volume 1」を自身のレーベル、エイプ・ハウス（Ape House）から7月23日にリリースすると発表しました。このEPは、12インチ・ヴァイナルとCDで発売されます。

EPには、XTC2000年のラスト・アルバム『Wasp Star』以降、ソングライターとして他のアーティストに提供したものの、成功に至らなかった曲を自身で再構築した4曲が収録されており、パートリッジは次のようにコメントしています。

「兄弟姉妹の4曲が幸いにも再会を果たし、皆様に楽しみと喜びをお届けするために、ファミリー・グループの音のスナップ写真に登場しました」

また、エイプ・ハウスのサイトには、次のように掲載されています。

「大半の曲はアーティストの要望に合わせて書いたものですが、それでも荒波の立つ未来が待っていました。新曲AをシンガーのBがレコーディングしたら素晴らしいだろうと誰もが思っていても、BのマネージャーCが音楽出版社Dを通じて、レーベルFのアルバムEを要求したり……。

それでも、曲というのは子供のようなもので、ソングライターは曲を産み、養い、成長を見届けてから世界へと送り出すのです。外での最初の経験が冷遇されたもので、トラウマになるかもしれないという理由だけで、その曲を孤児として見捨てるのはフェアではありません。

アンディは愛情深い親として、それらの曲を連れ戻し、ホームスタジオで磨きをかけました。この物語は、結局ハッピーエンドになるのです」