故ジェリー・ラファティの新ソロ・アルバム『Rest in Blue』、9月発売

ラファティは、2006年からニュー・アルバムに取り掛かっていましたが、2011年に肝不全のため63歳で他界し、アルバムは未完成のままになっていました。その後、娘のマーサ・ラファティが残されたデモや制作途中の楽曲をまとめ、アルバム『Rest in Blue』が完成しました。

アルバムのアートワークは、長年ラファティのコラボレーターを務めたジョン・バーンが担当しています。

このアルバムには、気候変動についての曲「Sign of the Times」や、戦争の正当性を謳った「Lost Highway」、自身のアルコール問題についての「Still In Denial」など様々なテーマを扱った楽曲のほか、トラディショナル・フォーク・ソングの「Wild Mountain Thyme」や「Dirty Old Town」、リチャード＆リンダ・トンプソンのカヴァー「It’s Just the Motion」、スティーラーズ・ウィール（ラファティのフォーク・ロック・バンド）の「Stuck in the Middle With You」の再録音など、14曲が収録されています。

また、ラファティと親しく仕事をしていた多くのミュージシャンがフィーチャーされており、「霧のベイカー・ストリート」でギター・ソロを演奏したギタリストのヒュー・バーンズや、ラファティの多くの曲でバック・ヴォーカルを担当していたヴォーカリストのケイティ・キッスーンをはじめ、元ダイアー・ストレイツのアラン・クラークがピアノとハモンド・オルガンで参加しています。