メタリカ、米ラジオ番組で披露した「Nothing Else Matters」と「Sad But True」のライヴ映像公開

この日メタリカは、1971年に発表したアルバム『Metallica』（通称『ブラック・アルバム』）の30周年記念リマスター・デラックス・ボックスセットと、カヴァー・アルバム『The Metallica Blacklist』の発売（9月10日）に合わせて出演し、サイラスは、同カヴァー・アルバムに自身のカヴァー・ヴァージョン「Nothing Else Matters」が収録されていることから出演しました。

サイラスのカヴァー・ヴァージョンには、エルトン・ジョン、ヨーヨー・マ、レッチリのチャド・スミス、アンドリュー・ワット、メタリカのロバート・トゥルージロがフィーチャーされており、MVも公開されています。

なお、同番組のインタヴューにリモート参加したエルトンは、カヴァー曲「Nothing Else Matters」にピアノで参加した理由について、次のように語っています。

「この曲は、僕にとってベスト・ソングの一つだし、決して色褪せることがないからね。この曲を演奏するのが楽しみだったのは、コード構成やメロディ、タイムチェンジとか、この曲全体にドラマがあるからさ」

「マイリーがこの曲を歌っているのを聴いた時は信じられなかったよ。彼女の声が驚異的だったから。彼女が並外れた最高のロックンロール・シンガーなのは間違いないね」

「メタリカを定義するなんて不可能だよ。彼らはヘヴィ・メタル・バンドではなく、ミュージカル・バンドだし、彼らの曲は単なるヘヴィ・メタルではなく、美しい曲なんだ。この曲だって実にメロディックで、最高に素晴らしいよ」

また、カヴァー・アルバム『The Metallica Blacklist』から、カナダのシンガー／ソングライター、アレシア・カーラとメキシカン・メタル・バンドのザ・ウォーニングがカヴァーした「Enter Sandman」のミュージック・ビデオも公開されています（9月10日MLCニュース参照）。