キング・クリムゾン、今年のUSツアーを収録したライヴ・アルバム『Music Is Our Friend』11月発売

このオフィシャル・ブートレッグ・ライヴ・アルバムには、2021年USツアー「Music Is Our Friend」最終日の9月11日ワシントン公演のフル・ライヴ音源と、8月22日のニューヨーク州オールバニー公演から4曲を含めた全19曲が収録されており、1973年以来48年ぶりに演奏した「Lark’s Tongues in Aspic Part One」のミドル・セクションのリストア・ヴァージョンや、充実したキーボード・アレンジメント、「Neurotica」で披露したトニー・レヴィンのアップライト・ベース、アンコールで演奏したパワフルな「21st Century Schizoid Man」などがフィーチャーされています。

このツアーは、本来2020年に行なわれる予定でしたが、パンデミックの影響で延期になり、今年の7月にフロリダで幕を開けました。8月22日のオールバニー公演は、USツアー第2行程の初日に行なわれています。

なお、ギタリストのジャッコ・ジャクジクは今年8月、「Ultimate Classic Rock」とのインタヴューで次のように語っていました。
「マネジメントは、僕らが再びUSツアーを行なうことはまずないだろうと言っている。彼らは、今回がアメリカでのフェアウェル・ツアーだと発表するのはダサい手段だと考えたようだし、心変わりをした場合は、発表したことを後悔する可能性もある。だが、僕は実のところ、アメリカで僕らが演奏するのは今回が最後になると思っている」