グラハム・ナッシュ、ソロ曲を削除するようSpotifyに要請

グラハム・ナッシュが、元バンド仲間で友人のニール・ヤングがSpotifyから撤退したことを受け、自身もニールの抗議に同調するとして、Spotifyにソロ曲を削除するよう要請しました。
ナッシュは次の声明を発表しています。
「ジョー・ローガンが Spotify で広めた新型コロナに関する誤情報を聞き、友人のニール・ヤングに完全に同意し、支持し、私のソロ曲を Spotify から削除するよう要請しています。

ある問題について様々な見解を受けいれることと、270人もの医療専門家が虚偽であるだけでなく危険だと非難した誤情報を故意に広めることは違います。同様に、言われていることが虚偽であることに気付かない誤報と、故意に虚偽で世論を誤解させ、惑わすことを意図した偽情報にも違いがあります。ローガンが公表した意見は非常に不誠実であり、確固たる事実に裏付けられていないため、Spotify はある意味、人命を犠牲にするような手段になっています」

現在では、ニール・ヤング、ジョニ・ミッチェル、ニルス・ロフグレン、グラハム・ナッシュのほか、米シンガー/ソングライターのインディア・アリー(India.Arie)や、米ロック・バンドのフェイリュア(Failure)も撤退を表明しています。

なお、問題となった Spotify の番組「Joe Rogan Experience」で司会を務めるジョー・ローガンは1月31日、インスタグラムにビデオ・メッセージをアップし、次のように語りました。

「“誤情報” という言葉にまつわる問題は、ほんの少し前まで誤情報だと考えられていたことの多くが、今では事実として受け入れられているということです。例えば、8か月前に “ワクチンを接種してもコロナに感染し、他人にうつすこともある” と言ったら、SNSから削除され、特定のプラットフォームから追放されていた。それが今は、事実として受け入れられています」

「ニール・ヤングがあのように感じたことはとても残念だし、彼が楽曲を削除することなど間違いなく望んでいなかった。僕は昔からずっとニールのファンですから」

「僕が物事を間違えるかって? もちろん間違える。でも間違えた時は、それを正そうとするよ。僕は真実を伝えたいし、真実が何かを見つけたいと思う。それに、意見の異なる人々と興味深い会話をすることにも関心があるからね」
商品詳細
グラハム・ナッシュ
『ソングス・フォー・ビギナーズ』


Amazon Music・MP3(1971/5/28)¥1,500[2008 Stereo Mix]
CD(2013/12/18)¥2,169(紙ジャケット)
商品情報
Graham Nash 
『This Path Tonight』


Amazon Music・MP3(2016/4/15)¥1,500
CD(2016/4/15)輸入盤
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