キング・クリムゾンの新ドキュメンタリー『In the Court of the Crimson King』、トレーラー公開

キング・クリムゾンの新ドキュメンタリー『In the Court of the Crimson King』が、3月に開催されるSWXW映画祭で初上映されることになり、トレーラーが公開されました。映画のタイトルは、バンドが1969年に発表したデビュー・アルバム（邦題『クリムゾン・キングの宮殿』）に因んでいます。

トビー・エイミスが監督した同作には、バンドが2018年～2019年に行った大規模な50周年記念ツアーの映像や、現在と過去のメンバーのインタヴューがフィーチャーされ、激動のバンド史が描かれているとのこと。

トレーラーの冒頭で、元ドラマーのビル・ブルーフォードは、「外から見れば夢のバンドで、やりたいことが何でも出来るバンドです」と語っていますが、何人かのメンバーは、1968年の結成以来続いていたバンド内の敵対意識や機能不全について回想しており、元メンバーのエイドリアン・ブリューは、「曲作りから戻ったら、髪の毛が抜け落ちた」とも……。

またロバートフリップは、「これは私の存在に積極的に腹をたてているメンバーが一人もいない初めてのキング・クリムゾンで、それは驚くべきことだ」と語っています。