フー・ファイターズ、4月以降の全公演をキャンセル

「フー・ファイ－ターズは深い悲しみと共に、我々の兄弟テイラー・ホーキンズの信じがたい喪失を考慮し、今後の全ツアー日程をキャンセルします。予定通りにお会いできなくなり申し訳ありませんが、我々も落胆しています。その代わりに、この時間を悲しみと癒し、そして愛する人たちと寄り添うことに費やし、我々が一緒に作った全ての音楽と思い出に感謝しましょう」

バンドは4月29日から10月7日まで、ニューオーリンズ・ジャズ・フェスティバルを含めた大規模な北米ツアーを予定していたほか、4月3日にはグラミー賞の受賞式でパフォーマンスを行なう予定でしたが、こちらも出演中止となりました。

なお、バンド主演のホラー・コメディ映画『Studio 666』（1月12日MLCニュース）が今年2月に公開され、デイヴ・グロールは、映画に登場した架空のバンド、ドリーム・ウィドウ名義でメタルEP「Dream Widow」を制作し、このEPは、ホーキンズが他界した3月25日にデジタル／ストリーミングでリリースされていました。

同EPは、グロール自身がレコーディングを手掛け、先月リリースした収録曲「March of the Insane」のリリック・ビデオ（2月16日MLCニュース）に続き、「Encino」のヴィジュアライザーも公開されています。