ドクター・ジョン、生前最後のアルバム『Things Happen That Way』9月発売

アルバム・タイトルは、ジョニー・キャッシュ1958年のヒット曲「Guess Things Happen That Way」に因んだもので、同曲のカヴァーや、ハンク・ウィリアムスの「Ramblin’ Man」「I’m So Lonesome I Could Cry」、ウィリー・ネルソンの「Funny How Time Slips Away」などカントリーのカヴァーと、ジョンのオリジナル曲を含めた全10曲が収録されています。

また、ウィリー・ネルソン自身もアルバムに参加し、「Old Time Religion」でドクター・ジョンとデュエットした他、リッキー・リー・ジョーンズが「I Walk On Guilded Splinters」に、アーロン・ネヴィルがトラヴェリング・ウィルベリーズのカヴァー「End of the Line」にゲスト・ヴォーカルとして参加しました。

アルバムのプロデュースは、ジョンがギタリスト／プロデューサーのシェイン・セリオットと共同で手掛け、ジョンの娘カーラ・R・プラットがエグゼクティヴ・プロデューサーを務めました。

同作から、ルーカス・ネルソン＆プロミス・オブ・ザ・リアルをフィーチャーした「I Walk On Guilded Splinters」が公開されています。

なお、ドクター・ジョン2012年のアルバム『Locked Down』をプロデュースしたブラック・キーズのダン・オーバックが、ジョンの新ドキュメンタリーで監督デビューすることが昨年7月に伝えられましたが、同作のタイトルなど詳細はまだ発表されていません。