マイク・パットン（フェイス・ノー・モア他）らによるハードコア・バンド、デッド・クロスのセカンド『II』発売

●マイク・パットン（Mike Patton）、デイヴ・ロンバード（Dave Lombardo）、ジャスティン・ピアソン（Justin Pearson）、マイケル・クレイン（Michael Crain）による4人組のバンド、デッド・クロス（Dead Cross）が、10月28日、イペキャック・レコーディングス（Ipecac Recordings）より9曲入りのアルバム『II』をリリースする。このアルバムは、荒々しいハードコアのコレクションであると同時に、時には政治的な要素を含む作品でもある。そのルーツは友情にあり、クレインが突然の癌宣告を受けた後、バンドのメンバーは集まった。「耐え難いほど痛く、吐き気がする癌の治療から回復したことが、このアルバムの全てのリフと音符の触媒となった。私の生きる意志と、兄弟であるジャスティン、デイヴ、マイク、そして共同プロデューサーのロス・ロビンソン（Ross Robinson）と共に、私はベッドから起き上がり、毎日スタジオに駆け込んで、全てをテープに収めることができた」とクレインは説明する。

●デッド・クロスは2017年にセルフ・タイトルのデビュー・アルバムをリリースした。『Alternative Press』はこの10曲入りのコレクションを「凶暴な伝染性」と見なし、「MetalSucks」は「勇敢でカオスなノイズ・パンクの嵐」、「The Needledrop」は「唯一無二」と評価。『Rolling Stone』は「デッド・クロスには帯電し頭が混乱する喧噪がぎっしり詰まっている」と述べた。2018年には、同じくセルフ・タイトルのEPがサプライズでリリースされ、2020年の夏にはブラック・フラッグ（Black Flag）の「Rise Above」をカヴァーした単体のシングルがリリースされた。

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