レッド・ツェッペリン、1970年9月4日LA公演から7分間の未公開映像がYouTubeに

レッド・ツェッペリンが1970年9月4日にロサンゼルスのザ・フォーラムで行なった公演の未公開映像が発掘され、レストアされた7分間のライヴ映像がYouTubeに公開されました。
このライヴ映像には、「Since I’ve Been Loving You」「Thank You」「What Is And What Should Never Be」「Whole Lotta Love」「Some Other Guy」「Lemon Song」の一部と、オルガンやテルミンのソロがフィーチャーされており、ブートレッグ・トレーダーのジョン・ウォーターズが、発掘された映像と同公演のブートレッグLP『On Blueberry Hill』の音源を同期させた後、7分のライヴ映像として公開しました。

発掘されたオリジナル映像は、ツェッペリンのファンであるエディ・ヴィンセントが家庭用のムービーカメラで撮影したもので、この巻き上げ式カメラは、一度に30秒の映像しか撮影出来なかったため、断片的な映像になったようです。

ヴィンセントは映像の冒頭で、次のように語っています。

「1970年当時、僕はティーンエイジャーで、ロサンゼルスにいた多くの人たち同様、ツェッペリンが9月にフォーラムでショウを行なうと聞いた時、行かなければと思いました。今回は家庭用のムービーカメラを持参することに決め、それは小さな巻き上げ式の8ミリ・コダック・ブラウニーでした。友達とフォーラムに着いた時、僕はジャケットの下にカメラを隠し、当時は会場のドアから問題なく入れました。座席はステージ真後ろの最前列で素晴らしく、ジョン・ボーナムのゴングの後ろだったので、彼の姿はよく見えませんでしたが、サウンドは最高でした。アコースティック・セットの最中には、ジョンがゴングの後ろにかがんでタバコをふかし、僕らの無分別な称賛を体裁よく受け入れていました。彼は僕のスチールカメラに2度もポーズを取ってくれたのに、2度ともフラッシュが発光せず、その写真に価値がないことが判明しましたが、他の数枚の写真は、あの8ミリ・フィルムと一緒に今も存在しています」
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