ザ・カルト、10月発売の新作から最新シングル「A Cut Inside」公開

新作『Under the Midnight Sun』は、シンガーのイアン・アストベリーが、かつて訪れたフィンランドの白夜からインスピレーションを受けた作品で、音楽フェス「Provinssirock」の会場で “真夜中の太陽” に注目したというアストベリーは、当時について次のように語っています。

「朝の3時なのに、太陽が昇り、美しい人々が穏やかな瞬間を迎えていた。人々は草の上に寝そべり、いちゃつき、酒を飲み、タバコをふかし、ステージの前には、前夜の公演の花が何列にも並び、信じられない瞬間だった」

当時のアーカイヴ映像を見ながら新たな神秘性を発見したアストベリーは、真夜中の太陽の下で見た光景、異常さ、その記憶に駆り立てられ、ロックダウンが解除された後、プロデューサーのトム・ダルゲティとチームを組み、トムがバンドのプロセスに新しい音楽の形と周波数をもたらしてくれたとのことです。