レオン・ラッセルのバイオグラフィ、3月14日発売

2016年に74歳で他界したレオン・ラッセルのバイオグラフィ『Leon Russell：The Master of Space and Time’s Journey Through Rock & Roll History』が、3月14日にハチェット・ブックスから発売されることになりました。

592ページに及ぶ本書は、作家／ミュージシャンのビル・ジャノヴィッツ（Bill Janovitz）が執筆を手掛け、「ジョージ・ハリスンやローリング・ストーンズ、エリック・クラプトン、エルトン・ジョン、ウィリー・ネルソン、トム・ぺティなど多数のアーティストに多大な影響を与えた伝説的ミュージシャン／作曲家／パフォーマーの決定的な伝記」と紹介されています。

ラッセルは、わずか14歳で音楽キャリアをスタートさせ、10代でジェリー・リー・ルイスのツアーに参加し、LAを拠点とする音楽家集団レッキング・クルーのメンバーとして、多数の大物アーティストのレコーディングでピアノを演奏していました。

全盛期にはソロ・ツアーが完売し、ジョー・コッカーのツアーや、ジョージ・ハリスンのバングラデシュ・コンサートにも出演、また1969年にデニー・コーデルと設立したシェルター・レコードからは、トム・ぺティやJ.J. ケイルらのデビュー・アルバムをリリースしました。

2011年には「ロックの殿堂」入りを果たし、ラッセルのプレゼンターは、彼を敬愛していたエルトン・ジョンが務めています。

なお、著者のジャノヴィッツは、2013年に出版されたストーンズのリスニング・ガイド『The Rolling Stones Exile on Main St. and Rocks Off：50 Tracks That Tell the Story of the Rolling Stones』も執筆しており、1986年にボストンで結成された米オルタナティヴ・ロック・バンド、バッファロー・トムの創設メンバーでもあります。