バクスター・デューリー、父・イアン・デューリーの音楽的影をついに具現化した新作6月リリース

イアン・デューリーが亡くなってからもう四半世紀近く経つのですね……。その間も作品を製作し続けた息子バクスターですが、亡き父親の良い影響はともかくその弊害？を振り切るようなニュー・アルバムをリリースします。

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

イギリスのミュージシャン、作家、ルネッサンスマン、バクスター・デューリー。

20年以上にわたって立ちはだかった父、イアン・デューリーの音楽的影をついに具現化したニュー・アルバム『アイ・ソート・アイ・ワズ・ベター・ザン・ユー』、リリース。

ミュージシャン、作家、ルネッサンスマンであるバクスター・デューリー（Baxter Dury）が、ポール・ホワイト（Paul White：Golden Rules、Charli XCX、Danny Brown）のプロデュースによる7枚目のスタジオ・アルバム『I Thought I Was Better Than You』を、2023年6月、ヘヴンリー・レコーディングス（Heavenly Recordings）よりリリースする。アルバムでは、バクスターのレギュラー・ヴォーカリストであるマデリーン・ハート（Madeline Hart）に加え、注目の新人シンガーソングライター、エスカ（Eska）とJグレイ（JGrrey）もフィーチャー。バクスターが2021年に出版した著書『Chaise Lounge』の延長線上にある内容で、彼は自分のユニークな子供時代の物語を勝ち誇ったように語っている。おそらく、バクスターにとって最も重要なのは、このアルバムがヒップホップの影響を受けた緩やかなスタイルで演奏され、『Chaise Lounge』自体のサウンドトラックになっていることだ。アルバムは、これまで以上にバクスターという人物に近づいているように感じられる。バクスターの6枚のアルバム、そして20年以上にわたって立ちはだかったイアン・デューリー（Ian Dury）の音楽的影が、ついにここで具現化した。それは、もはやタブーではなく、バクスターは父親の遺産に正面から向き合い、そうすることでそれを祓い清めているのだ。

■More info：Big Nothing

■アルバム情報
バクスター・デューリー『アイ・ソート・アイ・ワズ・ベター・ザン・ユー』
Baxter Dury／I Thought I Was Better Than You

ビッグ・ナッシング／ウルトラ・ヴァイヴ
HVNLP214CDJ［CD／国内流通仕様］