ウィリー・ネルソン生誕90周年記念コンサート、キース・リチャーズがサプライズで出演

ウィリー・ネルソンの生誕90周年記念コンサート「Long Story Short: Willie Nelson 90」が、４月29日と30日にロサンゼルスのハリウッド・ボウルで開催されました。

4時間にも及んだ公演には、ニール・ヤング、スティーヴン・スティルス、トム・ジョーンズ、エミルー・ハリス、ノラ・ジョーンズ、ウォーレン・ヘインズ、クリス・クリストファーソン、ロザンヌ・キャッシュ、ゲイリー・クラーク・ジュニア、スヌープ・ドッグ、ベックらが出演し、2日目の公演には、シェリル・クロウや、サプライズで登場したキース・リチャーズも参加しました。

初日の公演では、ノラ・ジョーンズが、2022年に他界したネルソンの姉ボビー（2022年3月14日MLCニュース）を追悼し、ボビーが1975年にピアノでカヴァーした「Down Yonder」（ネルソン1975年のアルバム『Red Headed Stranger』収録）と、ウィリー・ネルソン1962年の「Funny How Times Slips Away」を披露、ウォーレン・ヘインズは、オールマン・ブラザーズの「Midnight Rider」をカヴァーしていました。

また、初日の公演開始から3時間後に登場したニール・ヤングとスティーヴン・スティルスは、「Long May You Run」「For What It’s Worth」「Are There Any More Real Cowboys?」の3曲を披露し、後者の曲からステージに登場したネルソンは、フィナーレの「It’s Hard to Be Humble」までステージでパフォーマンスを行なっていました。

なお、2日目に出演したキース・リチャーズは、「このパーティーに招待してくれたウィリーに感謝」と語り、ドニー・フリッツのカヴァー「We Had It All」とビリー・ジョー・セイヴァーのカヴァー「Live Forever」をウィリーと共演しています。

■Day1：4月29日