エリック・クラプトン、最新シングル「Moon River」に収録された新曲「How Could We Know」公開 ※追記あり
※このシングルはアナログの7インチ・シングルとしても発売されました。詳しくは以下のメイカー・インフォメーションをご参照ください。
エリック・クラプトン
「Moon Rive/How Could We Know」
Amazon Music・MP3(JUL 14 2023)¥300
2. How Could We Know(feat. Simon Climie & Daniel Santiago)/エリック・クラプトン & ジュディス・ヒル feat. サイモン・クライミー & Daniel Santiago
─────────────
エリック・クラプトンがアナログ・シングル「Moon River/How Could We Know」をリリース。
大きな話題を呼んだジェフ・ベックとのコラボレーション曲に加えて初公開のオリジナル曲を収録。
Eric Clapton & Jeff Beck
「Moon River/How Could We Know」
7inch(2023/7/14)輸入盤(7インチ・レコード)
2. How Could We Know(feat. Simon Climie & Daniel Santiago)/エリック・クラプトン & ジュディス・ヒル feat. サイモン・クライミー & Daniel Santiago
そしてこのたび初めて公開されたオリジナル曲「How Could We Know」は、シンガー・ソングライターのジュディス・ヒル(マイケル・ジャクソンの追悼式で「ヒール・ザ・ワールド」を歌ったことでその名を知らしめ、これまでに4枚のアルバムを発表。プリンスやジョシュ・グローバンのバッキング・シンガーも務めた)、サイモン・クライミー(1980年代に英国出身のデュオ=クライミー・フィッシャーのシンガーとして名を馳せた、シンガー・ソングライター兼プロデューサー。1998年発表の『ピルグリム』以降エリックのアルバムも多数共同プロデュースした)、ダニエル・サンティアゴ(気鋭のブラジル人のジャズ・ギタリスト。2021年発表の最新アルバム『Song For Tomorrow』にはエリックがゲスト参加するなどかねてから交流がある)をフィーチャー。ジュディスとサイモンがヴォーカルを担当する。
愛する人との別れと、その悲しみを乗り越えたあとに訪れる再生を歌う曲だが、“川の流れは誰も変えることはできない”、あるいは、“時間が君を癒し新しい希望を見出す手助けをしてくれるだろう” といった歌詞は、ジェフの死を悼む気持ちを重ねているようでもある。サイモンと共にこの曲を綴ったデニス・モーガンは、2004年にナッシュヴィル・ソングライターズ・ファウンデーション(ナッシュヴィルを拠点に主にカントリー/アメリカーナ界で活躍するソングライターたちの功績を讃え、活動を記録することを目的に設立された非営利財団)の殿堂入りを果たしたベテランのソングライターであり、同じくサイモンとのコンビで手掛けたアレサ・フランクリン&ジョージ・マイケルの「I Knew You Were Waiting(For Me)」(邦題「愛のおとずれ」)を始め、多数の大物アーティストにヒット曲を提供。エリックとも過去に、彼のアルバム『レプタイル』(2001年)などでコラボしている。
また5月22・23日には、ジェフの追悼コンサート『ザ・トリビュート・トゥ・ジェフ・ベック』が、ロンドンのロイヤル・アルバート・ホールで開催された。このコンサートは、エリックとジェフの妻サンドラ・ベックが主催し、ロッド・スチュワート、ロニー・ウッド(ザ・ローリング・ストーンズ)、ビリー・ギボンズ(ZZトップ)、ジョー・ペリー(エアロスミス)、イメルダ・メイ、ジョニー・デップ、ゲイリー・クラーク・ジュニア、デレク・トラックス、スーザン・テデスキ、サプライズ参加となったカーク・ハメット(メタリカ)らが出演。ジェフ自身の楽曲のほか、彼が愛したエルモア・ジェイムスやマディ・ウォーターズといったブルース・アーティストたちの名曲を演奏して、敬意を表した。両日共フィナーレを飾ったのは、全出演者でジャムする、フレディ・キングの「Going Down」。続いて、フランス人アニメーション作家兼イラストレーター、ネヴィル・ベルナールが監督した「Moon River」のミュージック・ビデオが、スクリーンに映し出された。
このあと9月には、エリック・クラプトンが主催する『クロスローズ・ギター・フェスティバル』がロサンゼルスで行なわれる。
「Moon River/How Could We Know」
A面:エリック・クラプトン・アンド・ジェフ・ベック 「Moon River」
・エリック・クラプトン――ギター&ヴォーカル
・ジェフ・ベック――エレクトリック・ギター
A面:エリック・クラプトン・フィーチャリング・ジュディス・ヒル、サイモン・クライミー、ダニエル・サンティアゴ 「How Could We Know」
・エリック・クラプトン――アコースティック・ギター
・ダニエル・サンティアゴ――アコースティック・ギター
・ジュディス・ヒル――ヴォーカル
・サイモン・クライミー――ヴォーカル
<ミュージック・ビデオ>
・Eric Clapton/Jeff Beck - Moon River(Official Music Video)
・Eric Clapton feat. Judith Hill, Simon Climie & Daniel Santiago - How Could We Know
〈日本時間の7月14日23時公開〉
■サーフドッグ(Surfdog)について:
サーフドッグ/DKM(Surfdog/DKM)は1985年に設立された、カリフォルニア州エンシニタスを拠点とするエンターテインメント会社。サーフドッグ・レコーズ、サーフドッグ/DKMマネージメント(Surfdog/DKM Management)、サーフドッグ・ミュージック・パブリッシング(Surfdog Music Publishing)、サーフドッグ・ジャヴァ・ハット(Surfdog Java Hut)を傘下に擁する。サーフドッグ/DKMは多様なアーティストのラインナップを誇り、設立当時からエリック・クラプトン、ブライアン・セッツァー、グレン・キャンベル、UB40、ストレイ・キャッツ、ダン・ヒックス、サブライム、デイヴ・スチュワート(ユーリズミックス)、ジョス・ストーン、バットホール・サーファーズ、スライトリー・ストゥーピッドほか、数々の伝説的かつアイコニックなアーティストたちと仕事をしてきた。サーフドッグ・レコーズの世界的ディストリビューションは、ジ・オーキッド(The Orchard)が手掛ける。
The Final Peace 永遠のジェフ・ベック
R.I.P.|BOOK・2023.03.06
過去記事の再録や転載を一切含まない 「全編書き下ろし」によるジェフ・ベック追悼ムック
この記事へのコメントはまだありません
RELATED POSTS
関連記事
-
2024.11.19 エリック・クラプトン 2025年春、武道館公演を開催!!
-
2024.11.11 エリック・クラプトン、最新アルバム『Meanwhile』から5曲のヴィジュアライザー公開
-
2024.09.27 エリック・クラプトン、新曲「One Woman」のMV公開
LATEST POSTS
最新記事