マッシヴ・アタックのギタリスト、アンジェロ・ブルスキーニが62歳で死去

英ブリストル出身のギタリスト／プロデューサーで、長年マッシヴ・アタック（Massive Attack）のツアー・ギタリストを務めたアンジェロ・ブルスキーニ（Angelo Bruschini）が10月23日、62歳で死去しました。

家族によると、ブルスキーニは、稀な進行性の肺原発多形細胞ガンにより亡くなったそうです。

ブリストルで育ったブルスキーニは、80年にミュージシャンとしてキャリアをスタートさせ、様々なバンドで演奏していました。中でもブルー・エアロプレインズ（The Bue Aeroplanes）では、主要メンバーとして多くのアルバムに参加していましたが、90年代半ばに新たな挑戦を求め、マッシヴ・アタックのセッションに参加しました。

その後、1995年から亡くなるまで、マッシヴ・アタックのツアー・ギタリストを務め、バンド1998年のアルバム『Mezzanine』と2003年の『100th Widow』にも貢献しました。

また、プロデューサーでもあったブルスキーニは、同郷のロック・バンド、ストレンジラヴ1997年のアルバム『Strangelove』をプロデュースしたほか、ジェーン・テイラー（英シンガー／ソングライター）2003年のヒット・シングル「Blowing This Candle Out」にギターで参加し、ヤズーのアリソン・モイエとも仕事をしていました。

安らかなる眠りをお祈りいたします。