マイケル・マクドナルドの回顧録『What A Fool Believes』、2024年5月発売

この回顧録は、マクドナルドとベストセラー作家／コメディアンのポール・ライザー（Paul Reiser）が共同執筆し、本書のタイトルは、マクドナルドとケニー・ロギンスが共作した同名曲、ドゥービー・ブラザーズ1979年のNo.1シングルに由来しています。

ニュース・リリースによると、本書にはマクドナルドの輝かしいキャリアと、ジェイムス・テイラー、レイ・チャールズ、カーリー・サイモン、クインシー・ジョーンズらとの忘れがたい逸話が織り込まれ、彼を駆り立てた揺るぎない不安や、名声と人気の浮き沈みを振り返り、その過程で苦労して学んだ教訓についても綴られているとのこと。

マクドナルドは、数年前のパーティでライザーと出会い、彼の俳優／作家としての仕事ぶりは知っていたものの、その夜に初めてライザーがピアニスト／ソングライターでもあることを知り、その後ライザーの自宅スタジオに招かれました。未明までジャム・セッションを行なった二人には友情が芽生え、マクドナルドに回顧録を書くよう説得したのは、ライザーだったそうです。

なお、ミズリー州ファーガソン出身のマクドナルドは、70年代のカリフォルニアで音楽の夢を追いかけ、新進気鋭のセッション・ミュージシャンとして、またバック・ヴォーカリストとして、様々な出会いを通じて世界中を飛び回るようになり、ロックのスターダムに上り詰めました。

1974年にスティーリー・ダンのツアー・メンバーになった後、1975年にドゥービー・ブラザーズに加入したマクドナルドは、バンドのサウンドを再定義し、数多くのトップ40シングルでシンガー／キーボーディスト／ソングライターとして活躍しています。