昨年のサマソニで大好評を博したスコットランドの４人組ザ・スナッツが2/23発売の新作から壮大なアンセム曲「Millionaires」をリリース

昨夏「SUMMER SONIC 2023」の初来日ステージが大好評を博したUKスコットランド出身の4人組ロック・バンド、ザ・スナッツが３作目となるニュー・アルバム『Millennials』の発表に続き、本日、スタジアム級の壮大なアンセム曲「Millionaires」をリリース。アルバム『Millennials』は、バンドが自ら新たに設立したレーベル、ハッピー・アーティスト・レコーズ（Happy Artist Records）から2024年2月23日にリリースされる。
 
ライヴの人気曲となること間違いなしの新曲「Millionaires」は、偽りの幸福感を築くことに執着する社会を狙い撃ちしている。フロントマンのジャック・コクランは新曲についてこう語る。
 
「社会は、今ここにあるもの、真の愛や友情の価値に焦点を当てる代わりに、金銭的や物質的な利益や成功への道に焦点を当てることに取り憑かれているように感じるんだ。“Millionaires” は、何も欲しがらず、人生において自分にとって大切な人たちに囲まれるという感覚について歌っている。ネット上で、多くの有害な個人が『コミュニティ』を作ってはお金や所有物、地位、女性差別が成功の鍵だという否定的なレトリックを若者たちに教えているのを目の当たりにしてきた。もしも愛がお金だったら、僕たちは億万長者になっているさ」

アルバム『Millennials』は、最初から最後まで、端から端まで、完全にザ・スナッツの脚本通りに作られている。その結果、タイトで張りがあり、無脂肪な曲作りとプロダクションが詰められた最高級作品が完成した。

フロントマンのジャック・コクランは、バンドのライヴMD スコット・アンダーソン（Scott Anderson）と共同でスタジオ作業を牽引。曲は、ザ・スナッツが前作のトップ3アルバム『Burn The Empire』を引っ提げて世界をツアー中に書かれたもので、ツアーバス、楽屋、ホテルの部屋、そしてスコットランドのハイランド地方にあるスタジオで、その場でレコーディングされた。

「この新譜を作るにあたって最初に考えたのは、書き忘れた曲はないかということだった」とコクランは言う。「音楽業界に身を置いていなかった頃のアイデアや感情はないだろうか？　そこでミレニアル世代の僕たちは、このコンセプトを思いついた。僕たちがまだ音楽に消化していなかった感情を探る。人生の大きな沸点。初めて恋に落ちたとき。初めて失恋したとき。そういう極めて重要な瞬間。前作では、もう少しニュアンスがあったけれど今作では、もっと直接的な歌い方をしたらどう感じるか、できるだけ簡単につながれるようにしたかったんだ。今は、何かを分解するのに時間をかけたくない時代だと思うから、はじめて聴いた瞬間に感情移入して欲しいんだ」
 
ザ・スナッツは今年も多忙なツアー・スケジュールが控えている。まもなく発表される全英および世界規模のヘッドライン・ツアーで、バンドは3月にアメリカをフル・ツアーし、5月には英リヴァプールのサウンド・シティ・フェスティバル（Sound City Festival）のラインナップのトップを飾る予定だ。また、2月27日と28日にはグラスゴーのバロウランド・ボールルーム（Barrowland Ballroom）でアルバム発売記念ライヴが行なわれ、2月1日のロンドンのラファイエット（Lafayette）でのショーはソールドアウトとなった。

これまでチャートを席巻し、トップ3入りを果たしたアルバムを誇るザ・スナッツは、現代の若者たちに影響を与えるテーマを取り上げた曲で、国内外に熱狂的なファンを持つ。スコットランドのウェスト・ロージアンに位置する小さな町、ウィットバーン出身の4人の若者が4年前に誓ったように、ザ・スナッツはリスキーでありたい。そして『Millennials』で、そのミレニアル世代の男たちは、その約束を実行に移したのだ。

■プロフィール
ザ・スナッツ（The Snuts）は、2015年にスコットランドで結成されたインディ・ロック・バンド。メンバーは、ジャック・コクラン（ヴォーカル／ギター）、カラム・‘29’・ウィルソン（ベース）、ジョー・マッギリブレー（ギター）、ジョーダン・‘Joko’・マッケイ（ドラム）の4人。アークティック・モンキーズやリバティーンズに影響を受けた彼らは、UKロックの救世主として注目を浴び、2021年のデビューアルバム『W.L.』が全英１位、2022年の2ndアルバム『Burn The Empire』が全英3位を記録。昨年、SUMMER SONIC 2023出演のため初来日。