ベルギーの国民的インディ・ロック・バンド、バルタザールのフロントマンのソロ・プロジェクト、ジェイ・バーナード

MLC初登場、ジェイ・バーナードが7年ぶりとなるセカンド・アルバム『コンティーゴ』をリリースします。彼がフロントマンを務めるバルタザールというグループはベルギーの国民的インディ・ロック・バンドで、2006年デビュー、ファースト・アルバムを2010年にリリースし、現在までに5作をリリース。ジェイ・バーナードとはそのバルタザールのフロントマン、イェンテ・デプレのソロ・プロジェクトなのですが、デプレの無精髭を生やしてどこかセクシーな佇まいや、曲によってはそのしゃがれ声の気だるい歌からは、ヴィジュアルや歌声からはセルジュ・ゲンズブールを、楽曲／音像からはルー・リードを思い起こさせます。

ポストパンク／ニュー・ウェイヴなインディ・ロック・バンドとして、グループでのバルタザールは仄暗い曲調が印象的なロック／ポップ・サウンド指向であるのに対し、“ジェイ・バーナード” ではそこへR&Bフレイヴァーを加えた感じがします。ゲンズブール＋ルー・リードでブロウ・モンキーズのドクター・ロバート、というのは持ち上げすぎでしょうか？

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ベルギーの国民的インディ・ロック・バンド、バルタザールのフロントマン、イェンテ・デプレのソロ・プロジェクト、ジェイ・バーナード。

7年ぶりとなるセカンド・アルバム『コンティーゴ』をリリース。

●バルタザール（Balthazar）の中心人物、イェンテ・デプレ（Jinte Deprez）のソロ・プロジェクト、ジェイ・バーナード（J. Bernardt）がセカンド・スタジオ・アルバム『Contigo』を2024年5月にプレイ・イット・アゲイン・サム（Play It Again Sam）からリリースする。スペイン語で「あなたとともに（with you）」を意味する『Contigo』は、ドラマティックで説得力のある色彩豊かな作品群だ。アルバムはドラマに満ちており、スタジオの名手であり、音楽の発明家であり、シンガーでもあるデプレは、豪華なメロディ、ヴォーカル、プロダクションを使って、この作品に生命を吹き込んだ。『Contigo』は、ショック、悲しみ、怒り、否定、傷、受容など、別れのあらゆる段階を探求しており、その過程で「悪質なまでにロマンチック」である。クラシックの訓練を受けたヴァイオリニストであるデプレは、『Contigo』のすべてのオーケストレーションを担当。シンガー、ソングライター、楽器奏者、アレンジャー、プロデューサー、エンジニア、プログラマーである彼は、ある意味ゼネラリストである。前作『Running Days』のサウンドがエレクトロニクスによって形作られたのに対し、新作『Contigo』は昔ながらのバンド・ベースとなっている。

■More info：Big Nothing

【リリース情報】2024.5.22 ON SALE

ジェイ・バーナード『コンティーゴ』
J. Bernardt／Contigo

ビッグ・ナッシング／ウルトラ・ヴァイヴ
PIASR1495CDJ［CD／国内流通仕様］

商品情報
ジェイ・バーナード
『Contigo』

Amazon Music・MP3（MAY 17 2024）¥1,600

1. Rio
2. Taxi
3. Don’t Get Me Wrong
4. Last Waltz
5. Contigo
6. Matter Of Time
7. Mayday Call
8. Left Bathroom Sink
9. I’m The Ghost You Forgot
10. Our Love Was Easy
11. Free