〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

ザ・レモン・ツイッグス、5月3日発売のニュー・アルバム『A Dream Is All We Know（ア・ドリーム・イズ・オール・ウィ・ノウ）』より、ニュー・シングル「A Dream Is All I Know」をリリース。ビデオも公開。

ニューヨークの兄弟デュオ、ザ・レモン・ツイッグス（The Lemon Twigs）は、5月3日にキャプチャード・トラックス（Captured Tracks）からリリースされるニュー・アルバム『A Dream Is All We Know』のタイトル・トラックであるシアトリカルなエピック、「A Dream Is All I Know」をリリースした。このシングルは、切り裂くようなギター、ジグザグのハーモニー、愛と喪失へのビタースウィートを織り交ぜながら、私たちの日常体験の中にあるスペーシーで儚い瞬間を捉えている。

「この曲は、日々の生活の無常さと夢のような性質について歌っている。この曲は、台所で強い非現実感を感じていたときに書いた。残念ながら、『Unreality In My Kitchen』はあまりピンとこなかったので、『A Dream Is All I Know』というタイトルにした」とブライアン（Brian）は曲作りに関して語る。

また、マイケル（Michael）とブライアンのダダリオ（D’Addario）兄弟自身が編集／監督した新しいビデオも完成した。ニューヨークで撮影されたこの作品は、バンドが不条理主義的な空想の中で一日を過ごす様子を描いたもので、学校、ステージ、雲の中など、様々なシーンを飛び越え、兄弟は呆然と混乱している。

●ニューヨークの愛される兄弟デュオ、ザ・レモン・ツイッグス（The Lemon Twigs）は、2024年5月3日、キャプチャード・トラックス（Captured Tracks）からニュー・アルバム『A Dream Is All We Know』をリリースする。2023年のエモーショナルな『Everything Harmony』に続く『A Dream Is All We Know』で、マイケル（Michael）とブライアン（Brian）のダダリオ（D’addario）兄弟（24歳と26歳）は、彼らがマージー・ビーチ（Mersey Beach）と呼ぶ架空の空間（リヴァプールとローレル・キャニオンの間の音の橋）に存在するアップビートで煌めくアレンジを探求する。兄弟は、『Everything Harmony』でのナイロン・ストリングを基調としたアレンジを離れ、『Do Hollywood』で初めて紹介したスタイルを再訪。これは、レノン＝マッカートニー（Lennon-McCartney）の曲のシアトリカルさとグラム・ロックに、コンテンポラリーな物語、爆発的なエレクトリック・ギターのリフ、ウィルソン・ファミリー（Wilson Family）の陽気なハーモニーと独創的なレコーディング・テクニックを組み合わせたもので、兄弟の細部への鋭いこだわりとマルチインストゥルメンタリストとしての才能に光が当てられる。10年近いソングライティングの経験を持つ彼らは、自分たちのヒーローを彷彿とさせる音楽を作りたいと熱望するティーンエイジャーから、フェニックス（Phoenix）、ブリーチャーズ（Bleachers）、アークティック・モンキーズ（Arctic Monkeys）、そして、彼らの音楽的ヒーローであるトッド・ラングレン（Todd Rundgren）とステージを共にする若者へと成長したことを、『A Dream Is All We Know』で明確に示す。エルトン・ジョン（Elton John）、ザ・ゾンビーズ（The Zombies）、ジェラルド・ウェイ（Gerard Way）、イギー・ポップ（Iggy Pop）から賞賛される二人は、その作品自体が他のアーティストへのインスピレーションの源となる先見性のあるソングライター／アレンジャーへと、完全な変貌を遂げたのだ。ある特定の時代の楽器を使ってレコーディングされ、ブライアンとマイケルが自らミックスとマスタリングを手掛けた『A Dream Is All We Know』では、何年もかけて完成させたザ・レモン・ツイッグスの「直観」的な演奏が、兄弟によって披露される。

●天才的な才能を持つマイケルとブライアンのダダリオ兄弟は、2016年にアルバム『Do Hollywood』でザ・レモン・ツイッグスとしてデビュー。ロックのあらゆる時代から掘り起こしたメロディで、エルトン・ジョン、クエストラヴ（Questlove：The Roots）、ジャック・アントノフ（Jack Antonoff）といったファンを瞬く間に獲得した。2018年には野心的な大作『Go To School』をリリース。大胆なコンセプトを中心に壮大な音の壁を構築し、バンドとしての評価を確固たるものにした。続く2020年の『Songs For The General Public』は、『NPR』『Vice』『Teen Vogue』『Stereogum』等から高い評価を獲得。2023年の4枚目のアルバム『Everything Harmony』は、『Paste』『The Guardian』『Mojo』『Shindig』の年間ベスト・アルバムに選出され、収録曲「Any Time Of Day」は、『The Needle Drop（Anthony Fantano）』の年間最多再生曲の1位を獲得。『Pitchfork』『CREEM』『SPIN』『Stereogum』『GQ』などに賞賛され、『Paste』はデュオを「今アメリカで最もホットなロック・バンドのひとつ」と定義した。また、最近では、2022年の『And in the Darkness, Hearts Aglow』を含むワイズ・ブラッド（Weyes Blood）のアルバム2枚に加え、クラシック・ロックのヒーロー）、トッド・ラングレンのアルバム『Space Force』や、ティム・ハイデッカー（Tim Heideckerのプロジェクト『Fear of Death』にも参加した。

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