クワイアボーイズ、フランキー・ミラーをフィーチャーした「Raining Whiskey」MV公開

クワイアボーイズが、9月13日にリリースされる新アルバム『Wardour Street』から、セカンド・シングル「Raining Whiskey」のミュージック・ビデオを公開しました。

この曲は、スコットランドの伝説的シンガー／ソングライター、フランキー・ミラーが書いた曲で、MVにはミラーのアーカイヴ映像がフィーチャーされています。

1994年に動脈瘤を患って以来レコーディングを行なっていないミラーは、クワイアボーイズのスパイクが2014年にミラーのトリビュート・アルバム『100% Pure Frankie Miller』を制作している時に同曲のデモをスパイクに送っており、同曲は最終的にトリビュート・アルバムには収録されなかったものの、スパイクが2021年にリリースしたライヴ・アルバム『An Evening Of Frankie Miller』に収録されました。

なお、ミラーのカヴァー曲を多数収録した上記のトリビュート・アルバムには、ローリング・ストーンズのロニー・ウッドや、イアン・ハンター、サンダーのルーク・モーリー、ボニー・タイラー、マーク・スタンウェイらがゲスト参加していました。

今回「Raining Whiskey」が再録音に至ったのは、新作のレコーディング中、昨年他界したギタリストのガイ・ベイリー（2023年4月10日MLCニュース）の代役とプロデューサーを務めたルーク・モーリーが、スパイクにミラーのデモについて尋ねたことがキッカケとなり、一度もリリースされなかった曲のテープをロックフィールド・スタジオから取り寄せ、クワイアボーイズのファンが気に入りそうなロックンロール・スタイルに録音し直したそうです。

スパイクは、次のように語っています。
「今回のアルバム制作は、（ガイの他界により）心が痛むと同時に素晴らしいものでした。ガイはこのアルバムを誇りに思うでしょう。特に、ルーク・モーリーがギターを演奏し、ガイのお気に入りのヴォーカリスト、フランキー・ミラーと僕が一緒に歌っているのですから。これはガイのためのアルバムです。ガイ、大好きだよ」

また、セカンド・シングル「Raining Whiskey」は、昨年10月にデジタル・シングルとしてリリースされた新作のリード・シングル「Jeez Louise」と共に、ダブルA面7インチ・シングルとして6月21日にリリースされます。

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