クワイアボーイズのオリジナル・ギタリスト、ガイ・ベイリーが死去

英ロック・バンド、クワイアボーイズの創設メンバー/ギタリストのガイ・ベイリー(Guy Bailey)が、4月6日に亡くなりました。

バンドの創設メンバー/シンガーのスパイクが、SNSで訃報を伝えています。

「親友のガイ・ベイリーが昨夜、病院で愛するビアンカの腕の中で安らかに息を引き取りました。

ガイは一緒にいて楽しく、最も優しくて面白い人でした。彼は、一緒に仕事をした全ての人たち、一緒にツアーをした全てのバンド、これまでに出会ったクワイアボーイズの全てのファンから愛され、あなたの想像以上に皆さんを愛していました。

彼について皆さんと分かち合い、お伝えしたいことはたくさんありますが、僕や、彼と親しかった人たちにとって、今が非常に辛い時であることをご理解いただければと思います。ただ、クワイアボーイズのファンの方々に伝えておきたいのは、僕とガイが新アルバムの曲を書き、僕とクリス・ジョンストン (key)、ナイジェル・モグ(b)、ルディ・リッチマン(ds)がこれら曲を録音し、“クワイアボーイズの新作として年内にリリースする” という彼の願いを叶えるつもりだということです」

ベイリーとスパイクは、1984年にクワイアボーイズを結成し、ベイリーは1990年のデビュー・アルバム『A Bit of What You Fancy』と、1993年のセカンド・アルバム『Bitter Sweet & Twisted』に参加。代表曲「Hey You」「7 O’Clock」「I Don’t Love You Anymore」「There She Goes Again」など、大半の曲をスパイクと共作しました。

バンドが1993年に解散した後、ベイリーは1995年の一時的な再結成に参加しましたが、2001年の再結成には参加せず、その後、2022年3月にスパイクがバンドから解雇され、スパイクは同年5月、ベイリーと二人で新曲を書いていると発表しました。

スパイクはバンドから解雇されたものの、バンド名の権利を所有しているのは自分だと主張、新曲をクワイアボーイズのアルバムとしてリリースし、ツアーも続けると語っていました。

「久しぶりにガイ・ベイリーと膝を交えた日に、二人で5曲も書いたんだ。これらの曲は、生粋のクワイアボーイズであり、まさに僕らのサウンドで、古き良きブリティッシュ・ロックン・ロールだよ」

安らかなる眠りをお祈りいたします。

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