加藤和彦のドキュメンタリー映画「トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代」、DVD＆ブルーレイ化決定！

昨年5月に公開され大きな話題を呼んだ映画、「トノバン　音楽家 加藤和彦とその時代」のDVD、ブルーレイ化がついに決定。日本の音楽シーンを牽引した先駆者、加藤和彦にフォーカスした初めてのドキュメンタリー映画である。

ラジオから日本全国へ人気が広まったザ・フォーク・クルセダーズから、日本よりも先にイギリスで評価されたサディスティック・ミカ・バンド、ヨーロッパ三部作に代表されるソロアーティスト、そして、作曲家、プロデューサー、アレンジャーと幾つもの顔を持ち、常に新しい音楽を追求し続けた加藤和彦。彼の革新的な音楽はフォーク、ロック、ボサ・ノヴァ、トロピカル・サウンド、レゲエ、タンゴなど、ジャンルの垣根を軽々と越えていった。彼の人生、生きた時代を捉えながら、加藤にどのような変化があったのかを、関係者らの証言や当時の貴重な映像で紐解いていく。泉谷しげる、きたやまおさむ、つのだ★ひろ、小原礼、今井裕、高中正義、高橋幸宏、吉田拓郎、松任谷正隆、坂本龍一などアーカイヴ映像も含めて総勢44名もの貴重な証言と当時の貴重な映像で孤高の音楽家 加藤和彦の輝かしい軌跡とあまり語られることのなかった苦悩に迫る。

その功績を知れば知るほど興味深い人物で、今まで、もっと語られるべきでありながら実はあまり語られていない加藤和彦。本作は高橋幸宏の加藤和彦に対する想いがきっかけとなり、相原裕美監督の呼びかけで映画の企画がスタート。彼の曲を愛する若い世代のアーティスト達がTeam Tonoban （加藤和彦トリビュートバンド）を結成。名曲「あの素晴しい愛をもう一度」を新たにレコーディングする模様も描かれており、時代を超えて受け継がれていく音楽の力を感じさせてくれる。

特典映像として本編に収録しきれなかった貴重なインタビューの数々も収録され、まさに音楽ファン必携の永久保存版が加藤和彦の命日の前日である10月15日に発売される。

8月8日よりUNIVERSAL MUSIC STOREを始め全国の主要CDショップ、オンラインストアで予約スタート。