フィービー・ブリジャーズが送り出すトランス・ウーマンでシンガーソングライターのジャスミン.4.t、アルバム・デビュー

〈以下、メイカー・インフォメーションより〉

トランス・ウーマンでシンガーソングライターのジャスミン.4.t。イギリスで最初のサッデスト・ファクトリー（フィービー・ブリジャーズのレーベル）の契約者となった彼女のデビュー・アルバム『ユー・アー・ザ・モーニング』、リリース。

●プロデュース：フィービー・ブリジャーズ、ジュリアン・ベイカー、ルーシー・ダカス

毎朝、光はまだ差し込んでいる。トランス・ウーマンでシンガーソングライターのジャスミン.4.t（jasmine.4.t.）のデビュー・アルバム『You Are The Morning』には、そんな思いが込められている。彼女にとってクィアの人々は、「再出発、美しくて宇宙的な新しい日々」の象徴なのだ。ジャスミンがギターを弾くようになったのは、亡き叔父が彼女に楽器を託したことがきっかけだった。「叔父は私たち家族にとってとても身近な存在で、毎日私たちを学校まで迎えに来てくれた。私は自閉症なの。長い間、ギターは私の特別な関心事だった」と彼女は言う。すぐに、彼女はギターの本に載っているヒーローの曲を弾くようになったが、書くことと弾くことは常に手を取り合ってきた。イギリスで最初のサッデスト・ファクトリー・レコーズ（Saddest Factory Records）の契約者となった彼女のアルバムは、ジュリアン・ベイカー（Julien Baker）、フィービー・ブリジャーズ（Phoebe Bridgers）、ルーシー・ダカス（Lucy Dacus）がプロデュースをおこなった。ジャスミンと彼女のバンドはLAに渡り、「Sound City Studios」でレコーディングを行なった。ジャスミンは自分の曲を流動的で常に変化するものと考えているため、レコーディングはその自由で自発的な精神を受け継いだ。『You Are The Morning』の曲作りは、その物語を語るために、暗い出来事から引き出された。一方、友人たちに囲まれてのレコーディングは、光に満ちていた。パフォーマンス、活動、芸術性を通して、ジャスミン.4.tは新しい夜明けを告げる。

■More info：Big Nothing