マクブレインは、「熟考した結果、喜びと悲しみと共に、大規模なツアー生活の激務から身を引く決断をしました。バンドが今後も成功することを祈っています」と発表しており、メイデンは翌12月8日、マクブレインの後任として、元セッション・ドラマーのサイモン・ドーソンが就任すると声明を発表しました。

「アイアン・メイデンは、リュブリャナ（スロヴェニアの首都）からコーチェラ・ヴァレー、西オーストラリアからサンパウロまで、140万人以上のファンを前に81公演を行なったツアー『The Future Past Tour』の閉幕にあたり、2025年のドラマーが、多くのファンに馴染みのあるサイモン・ドーソンになることを発表いたします。サイモンは元セッション・ドラマーであり、ブリティッシュ・ライオンで過去12年間スティーヴのリズム・セクションのパートナーを務めてきました。

イングランド東部・サフォーク出身のサイモンは、2012年にスティーヴ・ハリスと初めてタッグを組み、ブリティッシュ・ライオンのファースト・アルバムに収録された3曲でデビューし、批評家から絶賛されたセカンド・アルバム『The Burning』の全曲で演奏しました。さらに、アメリカ、イギリス、ヨーロッパ、オーストラリア、日本、ニュージーランド、そして最近ではメキシコと南米で行われた数多くのツアーにも参加しています。

アイアン・メイデンは来年、5月27日にブダペストで開幕するワールド・ツアー『The Run for Your Lives』で50周年を祝福する予定です」