来日公演は本日! 謎に包まれたネオ・ポスト・パンク・バンド HighSchool、2024年のセカンドEP以来となるニュー・シングル「149」リリース

来日公演はなんと本日! 謎に包まれたネオ・ポスト・パンク・バンド HighSchoolが2024年のセカンドEP以来となるニュー・シングル「149」リリースしました。

〈以下メイカー・インフォメーションより〉

HighSchool、2024年のセカンドEP『Accelerator』以来となるニュー・シングル/ビデオ「149」をリリース。6月19日(木)、渋谷WWWで来日公演実施(N.E.R.O.のスペシャルパーティ)。

話題沸騰中でありながら謎に包まれたポストパンク・デュオ、HighSchoolはニュー・シングル/ビデオ「149」をリリースする。これは、2024年のセカンドEP『Accelerator』以来となる新曲で、[PIAS]オーストラリアより発売される。「149」で、ロリー・トロッビアーニ(Rory Trobbiani)とルーク・スコット(Luke Scott)のコンビは、力強くも軽やかな雰囲気を醸し出す魔術師であると同時に、ミュージシャンとしての才能も改めて証明している。

「“149” は、郊外で過ごす10代の若者のゆったりとした夏を歌った曲だ。長く乾燥した日々、ひび割れた芝生に撒かれたスプリンクラー、刈り取られた芝と安ビールの匂い、ハロゲンライトのテニスコートとスーパーマーケットの駐車場。石を蹴ったり、自転車に乗ったり、スケートパークやプールで過ごしたりすること以外、何もすることがない。そして、招待もされなかったクソみたいなハウス・パーティに、一年中片思いしていた女の子と行くことになる。その女の子は、自分のことなど、全く気に留めていないと思っていた。誰かが光るブルートゥース・スピーカー『Benny Benassi』を流している。ポーチには人々が溢れ、その息は袋から出た温かいワインの匂いがする。もしかしたら、彼女と手を繋いだり、彼女にキスされたりするかもしれない。“149” は、長くは続かないと分かっている喧騒の中の束の間の瞬間だ。それが重要だ」と同曲について彼らは語る。

この曲の騒々しいビデオは、バンド・メンバーと仲間たちがロンドン中を2階建てバスで走り回り、車内で即興演奏を披露するというもの。これは全く独特な発想から生まれた。バンドのスタジオの隣に住み、キッチンからダブ・ラジオを放送し、パーティ・バスも所有している隣人のNevからバスを借りて作られたビデオは、忘れられない人物たちで賑わう大都市の深夜にのみ起こる、一種のシュールなシナリオを持つ。

「このビデオは、“149” に求めていたフィーリング、つまり、期待と予測不能性に満ちた、騒々しい夜のめくるめく高揚感を捉えている。パーティーがもたらす無限とも思える可能性、そして、夜が明けるまでしか続かないことを知りながら、頭の中から引き離されて現実へと引き戻される束の間の感覚を表現している」とバンドは語る。

メルボルン出身のHighSchoolは、6曲を収録したデビューEP『Forever at Last』で瞬く間に注目を集めた。このカルト的名盤は、1986年頃のインディ、ローファイ、ニュー・ウェイヴ、ゴス、ポスト・パンクを新たな視点で見事に凝縮している。バンドは各曲ごとに印象的なビデオを作り、アナログ・レコードは複数回ソールドアウト。彼らはイギリス、ヨーロッパ、北米、日本、そして故郷オーストラリアでライヴを行ない、数々のフェスティバルに出演。チャーチズ(CHVRCHES)、サム・フェンダー(Sam Fender)、ニューダッド(NewDad)、ウェット・レッグ(Wet Leg)といったアーティストと共演した。アンセミックな「Only a Dream」(ダン・キャリー〈Dan Carey”とレコーディングし、彼のレーベル「Speedy Wunderground」からリリース)と、イタロ・ディスコを融合させた「Colt」という2枚のシングルのリリースをはさみ、バンドは[PIAS]契約。2枚目のEP『Accelerator』では、よりダークで内省的な領域へと進んだ。聴くたびに新たなレイヤーと深みが増すこのEPは、バンドの第一章を完璧に締めくくり、ワンダーホース(Wunderhorse)とのUKツアーの成功を象徴するものとなった。

彼らのサウンドは、インディ・ロックのあらゆる影響を現代的なレンズを通してフィルタリングした、霧がかったが魅惑的なブレンドであり、『NME』『The FADER』『CLASH』『DIY』『DORK Magazine』『The Line of Best Fit』『PAPER Magazine』『Rolling Stone ANZ』『So Young』『triple j』『BBC 6Music』『BBC Radio 1』『KEXP』など、数々のメディアから称賛を浴びている。シューゲイザー、ニュー・ウェイヴ、スローコア、ジャングル・ポップ、そして爆発的なインターネットラップ、アレックスG(Alex G)とドレイン・ギャング(Drain Gang)風のヒップホップまで、HighSchoolは近日発売のデビュー・アルバムで、彼らのスタイルと雰囲気を余すところなく表現しようとしている。「149」はそのほんの一部に過ぎない。

プロデューサーのベン・ヒラー(Ben Hillier:Blur、Depeche Mode)とフィン・ビリンガム(Finn Billingham:RIP Magic, Sam Akpro, Sunken)を迎えてレコーディングされたHighSchoolのデビュー・フルアルバムに関する続報は、間もなく発表される。HighSchoolはロリー・トロッビアーニとルーク・スコットで構成され、ライヴでは、リリー・トロッビアーニ(Lilli Trobbiani)とルーシー・ラム(Lucy Lamb)がサポートする。
【公演概要】

●関連ニュース LIVE|2025.06.02
6/19 N .E .R.O. presents borderless night(HighSchool/POL/Luby Sparks) 東京 ニュース LIVE|


N .E .R.O. presents borderless night

・日程:2025.06.19[thu]
・会場:Shibuya WWW
・時間:Open 18:00/Start 19:00
・料金:ADV. ¥8,500(+1drink)

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e+【https://eplus.jp/NERO/】
ZAIKO【https://wwwwwwx.zaiko.io/e/NERO】
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